双葉新書
はたしてイチローは本当に「一流」なのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575153736
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

内容説明

日本球界7年連続首位打者、メジャー10年連続200安打、WBC2連覇の原動力…。イチローを修飾する言葉は実に華々しい。だが、ものごとにはすべて光と陰がある。メディアが伝えない「陰」の部分にこそ、この稀代のスターの真実が隠されているのではないか―。

目次

第1章 イメージ―WBCで仕掛けた熱い男への変身
第2章 ライバル―王道男・松井秀喜への対抗心
第3章 評価―メジャーにおける本当のイチロー評
第4章 人脈―知られざる政治力
第5章 マスコミ―記者との冷えた関係
第6章 スター性―本物のヒーローとは

著者等紹介

江尻良文[エジリヨシフミ]
夕刊フジ編集委員。1949年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学法学部中退。野球担当記者として東京スポーツ新聞を経て、サンケイスポーツ、夕刊フジに在籍。王貞治・長嶋茂雄のON時代から40年にわたりプロ野球記者を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くりのすけ

10
日本のマスコミの取材能力の低さを棚に上げ、イチローのコメントが取れないのはイチローのメディア軽視という論法であった。マスコミの質問に答えろと日本のメディアの取材態度がよくわかる上から目線であり、レベルの低い一冊だった。2015/05/13

Kaz

9
内容の良し悪しはともかく、50歳が間近になると、書かれている批判が仕事での自分の在り方とオーバーラップし「謙虚さ」について考えさせられる。自分は正しいと思っているし、まず間違っていない。でも、他者から見れば、その正しさが理解されていない。正しいとは頭で分かっていても受け入れられない、そんなことが多々ある。結果として、自分の考えは否定されるわけで、手法が間違っているということ。そんなことを考えさせられました。2016/04/02

くーぱー

5
2ちゃんの芸スポで「焼肉記者」の異名で知られる、夕刊フジ江尻記者のイチロー批判本。日頃の筆者の記事と全く同じパターンの、ONと松井こそが真のスーパースターであるという前提から一歩も出ないで、憶測と噂話だけで埋まった実に内容のない本。こういう旧弊な日本のスポーツジャーナリズムと一線を引きたくなる、イチローの気持ちが分かる気がする。2011/05/10

西澤 隆

4
イチローの輝きは毎年200本以上打っていた頃よりも増している感がある昨今。それはアスリートの「もっと上手くなりたい」という求道心が傍から見ているとたとえば武道の達人のように見えてきているからだと思う。フル出場しない今でも彼の姿勢はチームメイトによい影響を与え、多くのファンは賞賛する。なにもイチローをこれほどに貶さなくても「ONや松井を賞賛」することはできるだろうに。「誰が」そう言ったかを一つもかかない伝聞を膨らますスタイルは夕刊紙ならではのもの。そういった記事が「慰安」になる野球ファンにはなりたくないなあ2017/11/13

きら

3
日本のプロ野球で、そしてメジャーリーグで、前人未到の輝かしい成績を達成し続けている現役のレジェンド、イチロー。だが、彼のプレイスタイルは、本当に賞賛に値するものなのか?という切り口のノンフィクション。 そりゃまあ、イチローだって生身の人間なんだから、1から10まで神格化するのは勿論おかしい。しかし本書の場合、何もかもが穿った見方で、初めに悪意ありきで書いてるとしか思えない内容だった。邪推しだすときりがないという好例か。ONがやたら持ち上げられる反面、落合や清原がイチローのついでに叩かれてておもしろい。2012/09/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3063663
  • ご注意事項

最近チェックした商品