出版社内容情報
警視庁捜査一課の市橋大樹は、入院中の祖父・勝之介から、青春時代を過ごした呉と広島の写真を撮ってきてくれと頼まれ現地を訪れる。だが、宿泊した旅館で勝之介の名刺を持った男が殺害される。その後、勝之介も急な死を遂げる。大樹は十津川警部と亀井とともに呉と広島に向かう。そこで、勝之介の新たな一面が浮かび上がる。
内容説明
警視庁捜査一課の市橋刑事は、祖父、勝之介の頼みを受け、呉と広島を写真撮影の為に訪れたが、呉の宿泊先で殺人事件に巻き込まれた。その後、勝之介が広島市内で殺害されたとの知らせを受け、十津川警部、亀井刑事と共に現地に向かった。二つの殺人事件の捜査の過程で、戦中戦後の勝之介を巡る出来事から事件は予想外の展開を…！？。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
36
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/08/post-67331b.html2020/08/12
ぷりけ
15
友人からの借り物。西村さんの作品、初めて読んだかも。とても読みやすいが、確認作業として、同じことが繰り返しセリフとして書かれているので、ちょっとね。自分の住んでいる町がでてくる小説。あそこらへんかな~と思いながら読了。祖父の人生を読み解くお話。2020/09/06
カープ坊や
13
30年以上昔に親父が読み終わった「西村京太郎！」 を読み漁っていた私。 亡き親父が生まれ育った「呉！」、私が生まれ育った「広島！」。。。。。。。。三拍子揃った本作には多少の期待もありましたが、何度途中で読むのを止めようとした事か、、、、、、本作を父親の仏前に供えるためにと 辛うじて斜め読みで読了(≧∀≦)2020/07/08
Hisashi Tokunaga
4
２２年３月西村京太郎氏が逝去。精神的にも肉体的にも弱っていらっしゃったのか、とにかく雑な小説の代表格になった。どこが雑なのかを探し出すことが楽しめる。そんな小説でした。「広島電鉄○○」も雑味が残る作品でしたが、本作も土地のネーミングで売り出す悪徳マーケの十津川警部でした。西村京太郎氏の絶品作品教えてください！！ 2022/05/30
gumra
4
人物設定が無茶苦茶！ 節子さんて何者！？ 2020/08/01
