内容説明
堂前の岡場所にある化物灯籠で男が殺された。路次番の小太郎が悪者と評した奴の懐には、女郎おきくを身受けする金三百両が―。表題作ほか、遊女屋のおかみの手練に弄される若い手代を描いた「色仕掛け」、若妻と薬種売りの不義を描いた「秋色出合妻」など、独自の情念で男女の仲を綴った江戸市井物の秀作十一編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
山内正
2
里扶持を持って来ておくれ 長男の喪が明けない内喜作は呼ばれた 産まれた子を里子に出しに何度も村を廻った 植木屋にやったおしげを家に入れる 親類の話合いで決まったと 里親が今更そんな話をと怒った もう一度考え直して欲しいと 再び訪ね 旦那さんはどんな人かと 断る話にしようと聞く 栄助と人と一緒にさせたいと言う 大店の仕事で子を育てられない事情を 出来なければ旦那さんが来ると 人を介し栄助とおしげを養子にと 話を付けたと 後のことは店で育てて行くと里親を 納得させた 本人のこれからがと喜作は思う2020/08/01
山内正
1
下ッ引が寝ている老いた客の姿を 身なりは百姓だが金を持ってると 八兵衛さん起きておくれ 男は何でもいいと食べ物を頼む 里芋を鍋に入れて煮込む ハ兵衛にも皿に盛ってくれた 食べ終わった下っ引きは外に出た ハ兵衛さん明日も日が暮れたら 店においでよ いつ行っても女房みたいにしてくれる 数日前娘さんを買うと言う人がと おれんに聞く 女衒が家にきて詳しく話す 吉原の中の事を いい暮らしだと 娘を家に置いててもいい事はない 二人の娘を吉原へ売り 今日も畑仕事をしおれんさんの店で酒を飲むかと2020/08/28
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