内容説明
「だれか、ぼくをペットにしたいひと、いませんかぁ?」サーカスに入るはずだったぞうのオリバーは、ひょんなことから行き場をなくしてしまいます。そこで、どうぶつえんにいったり、おばさんのペットになってみたりしますが、どうもうまくいきません。けれども、オリバーはへこたれないのです!5・6歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
34
なんて素敵なおはなし!サーカス団に入ることを夢見て仲間10頭と船に乗ったぞうのオリバー。でもサーカス団が欲しいのは10頭のぞう。11頭目のオリバーは入団を断られてしまいます。「これから どうしよう」とオリバーは、動物園に行ったり、犬や馬になってみたりしますが上手くいかず…。くよくよすることがあってもいい、でも前向きに、夢中で楽しく過ごす姿はきっと誰かの目にとまる!心に届く!!オリバーの姿は、きっと子どもたちのこれからの希望になるだろうな。やりたいことを応援してくれるような優しい1冊です。2020/11/09
たまきら
31
何があっても前向きで賢いオリバーに母娘でうっとり。「ああ、さいごよかったよ」と三年生。2020/08/22
かおりんご
26
児童書。サーカス団のもとにやってきたぞうは、11頭。団長さんに、「10頭しかいらないよ」と言われたぞうのオリバーは、誰か養ってくれる人を探しに出かける。「ぼく、犬になります」「ぼく、馬になります」と言って、色々と挑戦するのだけれど、オリバーはやっぱりぞうのオリバー。本当にやりたいことは、サーカス団の仲間入り。果たして、オリバーは夢を叶えることができるのか。オリバーが頑張る姿に好感がもてます。絵も多いので一人読みビギナーさんも、楽しめます。2019/10/02
gtn
25
サーカス団に入れてやることが、動物園の檻に入れてやることが、ペットにしてやることが、象への親切と本気で思い込んでいる米国人。子供たちだけが象と対等なのが救い。2021/12/20
たーちゃん
21
ぞうのオリバーがなかなか面白い象で、息子も一緒に聞いていた夫も笑っていました。2023/01/15