感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
37
#皇后美智子 #短歌 音さやに懸緒截 (かけをき)られし子の立てばはろけく遠しかの如月は #返歌 成人す子の辿り来た道はほぼ母が自転車乗せて来た道。岡井隆「現代百人一首」74 2016/09/26
ochatomo
8
ご成婚25年を祝う神社本庁の希望により編纂 現上皇陛下の御歌もさまざまな場面に主賓として立ちつつ優しさを感じさせて印象深い 昭和23年「春の日を受くる刈田の薄氷あわをふくみて白く光れり」「串本のあをき入江を見下せば白波しげく幾すぢも寄る」、昭和32年「ともしびの静かにもゆる神嘉殿琴はじきうたふ声ひくく響く」「ダム作りの映画見し後ここに来てこの目にて見つつ当時をしのぶ」、昭和33年「スタンドの拍手にこたへ去り行くは思ひ思ひに手を振り返す」「語らひを重ねゆきつつ気がつきぬわれのこころに開きたる窓」 1986刊2019/10/15