内容説明
恋と冒険の大ロマンから、人生と社会に対する辛辣な諷刺詩へ―。今なお鮮烈、縦横の機知と笑い。傑作物語詩初の完訳成る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠藤三春
2
私がこの本を読もう(といっても流し読みで内容ほとんどわかんなかったけど)と思ったのは、「事実は小説よりも奇なり」の初出がこの本だとネットで見たので。上には出てこなくて本の分厚さからマジかよ…という気持ちでしたが、下にありました。「奇妙なことだが、真実だ、真実は常に奇妙であり、作り事(フィクション)よりも奇妙だから。」と。下はジュアンが戦争に巻き込まれながらロシアに渡りその後イギリスに行く流れ。ただ最後話があちこち行くせいでよくわからないし、作者の死後によって未完になったらしい。最後の解説は読みやすかった。2021/07/05
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