内容説明
ひゅーるる、るるー。かぜにこのはがとんであきになりました。じめんのしたでは、ちいさなむしたちがふゆごもりのじゅんびをはじめました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
秋になり地面の下で過ごすエンゲリン、双子のシュヌープとクヌープ、ロトロ、リアたち。双子がミミズ、ロトロはテントウムシ?、リアは蛾の幼虫なのは分かりますが、エンゲリンは何者なんでしょう?リアとの会話で蛾の幼虫かな?リアも蝶になるのかと思っていたら蛾なのには驚きました。賑やかな地面の下の冬越しのおはなし。2020/12/06
遠い日
12
ケティ・ベントの絵がなんともすてき。地面の下で暮らす虫たちの冬越し。それぞれのやり方でひと冬を越すのだが、準備も考え方も自分流。仲よしの5匹に異変をもたらしたのは、蛾のリア。時が満ちれば変身せずにはいられないことを、彼らは知らなかったから。成長の神秘と夢を叶えたリアのことばが温かい。2015/09/01
だんでらいおん
5
【持本】私の本。読み聞かせ。(3歳)2022/09/18
emizou
4
【図書館本】色鮮やかなイラストに惹かれ手にした絵本です。□秋がきてそれぞれ冬ごもりの準備をする仲良しの虫たち。でも準備はそれぞれ違っている。仲良く土の中で遊んでいた5人も春の訪れとともに地上の景色と同じように姿を変えて変わっていく仲間も。□地面の中のお話ですが、鮮やかで繊細に描かれていて素敵です。2016/02/05
kokotwin
1
この絵本、とっても素敵でした。地面の下を覗きたくなるような気分。普段見えないけど、地面の下ではこんなふうなやりとりがあるのかなぁって思えてくる。春を待ち、仲間でワイワイ楽しく。楽しいけど、春が来れば、別れもあり。絵もとっても綺麗で、楽しかった。2021/03/03