感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ume 改め saryo
12
アンデルセン。読み終わって『 そんな落ちか!? 』 うーん(^^; 日本的なものって『 どこかで許してあげよう 』的な事が多いが、これはピリッとした戒め?がある。 でもまぁ王子の素行もどうかと思うよねぇ(笑)(^^)/2012/06/09
けんちゃん
11
はじめて読んだのですが、なんとも救いがない、という中途半端な感じのお話です。少なくとも子ども向けという感じではないし、どこまで原作に忠実なのか、ツヴェルガーさんの解釈がどこまで入っているのかも検証したい作品です。この作品の訳は北村太郎さん。軽妙な訳が今まで読んできたツヴェルガー作品とはちょっと違ったおもしろみを感じさせてくれます。アジアンテイストの皇帝の姿も印象的でした。2011/08/11
あおい
8
結婚を申し込もうと貧しい王子が送ったとっておきの贈り物。その価値がわからず怒って捨ててしまった王女。王子は変装して宮殿を訪ねる…うーん。この王子は何がしたかったのか。わがままで幼稚な王女を待ち受ける哀れな結末。2019/09/01
遠い日
7
ツヴェルガーさんの絵を求めて。アンデルセンのこのお話は知らなかった。王子がこだわったこの王女の幼稚さ。王子はただ王女の内面や人格を試しただけなのか。だとすれば、どうしてあんなにも執拗にやる必要があったのか。王女の行いへの戒めというには、あまりにも手厳しいことばに呑まれてしまった。2014/05/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
アンデルセンの中で知らないおはなしだったので読みましたが…なんとまぁ!王女さまの幼稚さと王子様の対応になんだこりゃ?とアンデルセンっぽさを感じてしまいました。←褒めているのかいないのか(笑)ツヴェルガーの絵が救いでした。2018/09/13