感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
22
【図書館】え?これ…童話?理不尽で残酷で怖くて痛々しい…訳の判らないお話でした。怖っ!とにかく怖い!この怖さ…山岸凉子にマンガ化してほしい~♪2015/05/22
ゆーかり
14
ドイツ後期ロマン派の詩人クレメンス・ブレンターノがナポリの作家バシーレが集めた民話集を下敷きにして書いたイタリア風メルヒェンのうちの一編。リサベート・ツヴィルガー画。ロスミタル公爵の妹ロザリーナひめはばらがお気に入り。姫に恋したタエマナシ王子、乳母のタエマナシ魔女、かぼちゃから産まれたバラノハナビラヒラリひめ、かぼちゃとばら。展開がすごいけれど、ドイツの民話はこういうのありそう。これはこれでハッピーエンディングなんだと思います。原題 Das Märchen von Rosenblättchen2017/09/01
Squirrel
9
絵本の割に字は多め。はじめから終わりまで痛々しさを感じるお話でした。2012/07/09
けんちゃん
9
図書館で。またツヴェルガー作品をみつけてしまいました。このお話は全く知らなかったのですが、残酷続きで、最後の最後になるまで明るさの見えないストーリーで、正直なところ、おもしろ味は感じませんでした。それでもツヴェルガーの絵はさすがです。これも初期の作品と思われ、「ヘンゼルとグレーテル」同様、グロテスクに感じる部分もありますが、茶色を基調とした物静かな作風は秀逸です。2011/03/19
にわとり
4
ツヴェルガーの挿絵見たさに。ストーリーはいろんな童話の要素が詰まっているようで、ころころと展開が変わり、わりと複雑。昔話が持つ独特の残酷ささえも美しく、グロテスクな場面も、ツヴェルガーの幻想的でゴシックな挿絵でとても素敵だった。2012/11/20