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内容説明
神保町のビルの最上階、部屋一杯の本にうもれたダメダメ極貧乏生活を送っている読子(25)の元に、ジョーカーから任務が届いた。それは、とある女子高に“女子高生として”潜入し、大英図書館から持ちだされた本を奪還すること。もぐり込んだ学校は膨大な蔵書を誇る“超・文系”で、読子にとってはまさに桃源郷だった…!堂々のシリーズ十巻目、倉田英之が新スタイルに挑戦!?の番外編。
著者等紹介
倉田英之[クラタヒデユキ]
1968年7月9日生。岡山県井原市高屋町出身。スタジオオルフェ所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
21
再読。戦う愛書家物語の第十弾。読子が頑張る姿を描いた番外編。THE息抜き。読仙社編のシリアスさも良いけど、こういう作者がノリと勢いだけで書いたお話も何だかホッと一息出来て良いですね。まぁ正直言うとこれ書く暇あったら本編進めんかいと当時は思っていたけど、本への愛情は溢れているのでその部分は楽しめました。好き放題しないと作者もストレスを発散出来ないんでしょうな。とりあえず次巻も読みます。2016/08/13
山犬
15
この辺から作者のあとがきやら何やかんやが色々すごいことになってきているがストーリはギャグ満載12年前ってそうだっけって思うほどでも中身はすごくいいことが書いてあります。本だけに限らず中身を見てから判断してほしいものです。2016/08/22
活字スキー
9
初版が2004年ということで端々に時代感が漂うが、ンなこたぁどうでもいいンだよ!な読子さん(というか作者)の書痴力だけで突っ走る番外編。読子・リードマン25さいじょしこうせい!最近のラノベだとメタネタも割りと見慣れた印象もあるけど、当時は楽屋ネタと呼ばれたっぽいノリは実に痛々しいなwwリードファイトは正直、普通にビブリオバトルした方が楽しいと思う。本を読む速さとか内容の記憶の正確さなんて、本を楽しむとか、本が好きである事とはあんまり関係ないじゃん。死ぬまでに一度くらいは本のセレブ買いしてみたいね。2016/11/16
緋莢
8
ヨーロッパのある町で行われていた古書市の最終日にたまたま遭遇した読子は本を選んでいる時間がなく、残っているものを全部買うという大技をさく裂させ、それが原因で窮乏生活に突入してしまう。そんな中、ジョーカーから任務の指令が届いた。それはとある女子高から、大英図書館の本を奪還するというものだが、非常勤講師としてではなく、女子高生として潜入するというもので・・・2017/12/13
霧間
3
魔の10巻。当時は何があったよ!もっと頑張れよ!と思いながら読んだけど、今はまぁアリだなと思ってしまった。しかも結構楽しかった。読書がメインの学校とか通いたい。2015/07/13