出版社内容情報
明治の末頃大詩人と謳われた薄田泣菫の、「茶話」を除く全随筆作品から56編をよりすぐったもの。いわば泣菫版「自然と人生」。自然界・人間界の別なく、およそ生きとし生けるものの命のいとなみの種々相を、同じように生きる者として見つめる筆致は暖かく、香気薫る。
内容説明
『太陽は草の香がする』『猫の微笑』『艸木虫魚』など随筆集全刊本からのしみじみと心打つ珠玉の56篇。
目次
森の声
蝉
茶立虫
赤土の山と海と
影
告天子の歌
魚の憂鬱
朝顔の花の動悸
刈草の匂
石竹
蝉の尿
ぼんつく蓼
松茸
木犀の香
蓑虫〔ほか〕
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感想・レビュー
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