内容説明
発達障害と共に生きる「むぎのこ式」発達支援の真髄。ウェルビーイングが保障される「こどもまんなか社会」に向けて、ソーシャルインクルージョンを目指す新しい人権モデルを提唱する。
目次
第1部 発達障害と共に生きる(大人になった「元園児」たち;むぎのこの療育・発達支援―困り感を起点とする支援;子育てとしての発達支援)
第2部 むぎのこ式発達支援(発達支援・家族支援の基本的な考え方―トータルな人間的つながり:むぎのこの支援体系―子どもとその家族をチームで支える;むぎのこの支援プログラム―根底にある哲学・本質をとらえる;むぎのこ式ケースマネジメント―子どもの最善の利益を求めての連携と協働;むぎのこの人材育成―ぶれない理念がむぎのこ人をつくる)
第3部 支援の到達点(長期的な転帰―むぎのこで育った若者たち;共に生きる―麦の子会四十年の歩み)
著者等紹介
北川聡子[キタガワサトコ]
社会福祉法人麦の子会理事長・総合施設長。公認心理師。1983年北星学園大学文学部社会福祉学科卒業と同時に麦の子学園を立ちあげる。2005年アライアント国際大学・カリフォルニア臨床心理大学院日本校臨床心理学研究科修士課程修了。現在まで子どもの発達支援と家族支援にかかわる
古家好恵[フルヤヨシエ]
社会福祉法人麦の子会常務理事・統括部長。1994年看護師として麦の子学園就職。2009年北海道教育大学大学院教育学研究科学校臨床心理専攻修士課程修了。2020年4月~2024年3月医療型児童発達支援センター札幌市みかほ整肢園園長
小野善郎[オノヨシロウ]
おのクリニック院長。和歌山県立医科大学卒業後、総合病院精神科、大学病院、児童相談所などで児童青年精神科医療に従事し、2010年~2023年3月和歌山県精神保健福祉センター所長。医学博士、日本精神神経学会精神科専門医、日本児童青年精神医学会認定医、子どものこころ専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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