内容説明
海外の自閉症も方言(母語)を話さない!?家庭では英語しか話さない自閉症のアイスランド人。標準アラビア語しか話さないアルジェリアの少年。前書に登場した日本語を話さない自閉症児のその後は…。みたび調査開始。ついに津軽から海外へ。佳境を迎える第3弾!
目次
第1部 調査(アイスランドからのツイート;アイスランドにおけるASDのことば;アラビア語圏におけるASDのことば;日本語を話さないきいちゃん)
第2部 融合(メディアからの言語習得はありえない?;社会的相互作用は言語習得においてなぜ重要か;言語習得における注意・興味・関心;TDの特性に基づく社会システム)
著者等紹介
松本敏治[マツモトトシハル]
博士(教育学)。公認心理師、特別支援教育士スーパーバイザー、臨床発達心理士。1987年、北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。2000~2003年、弘前大学助教授。2003~2016年9月、弘前大学教授。2011~2014年、弘前大学教育学部附属特別支援学校長。2014~2016年9月、弘前大学教育学部附属特別支援教育センター長。2016年10月~、教育心理支援教室・研究所「ガジュマルつがる」代表。長年、発達障害児者への教育相談・支援活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
118
ASDの子はメディアやオンラインで言語修得しているのではないか、素人目には当たり前に思えるのだけれど、言語学者からは風当たりが強い(社会的相互作用が重要、と)。 アイスランド、チュニジアの事例。 なかなか面白かった。2024/12/25
みみこ
1
初めは「やってみよう」くらいの感じなのに、だんだん本格的になっていくところが毎回好き。デジタルデバイスの進んだ現代社会の変化と、人間の言語習得の変遷が明らかになるのはどちらが早いだろう。2025/03/23
mrymy_k
0
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