出版社内容情報
施設や里親を転々とする子ども達の過去をたどり、虐待や親の喪失によるトラウマからの回復を助ける。
リチャード・ローズ[リチャードローズ]
著・文・その他
テリー・フィルポット[テリーフィルポット]
著・文・その他
才村眞理[サイムラマリ]
著・文・その他
目次
第1章 わたしはだれ?アイデンティティと意味づけの重要性
第2章 2人の子どものストーリー
第3章 真実と真実以上のもの
第4章 インタビュー科学技術ではなくアート
第5章 ようやくやってきた安全―安全で安定的な環境を提供すること
第6章 内面化―納得するための作業
第7章 ブックを作る
第8章 でも、本当にこのようにいくのだろうか?
第9章 ライフストーリーの後の人生
第10章 SACCS見聞記と日本での取り組み/才村眞理
著者等紹介
才村眞理[サイムラマリ]
帝塚山大学心理福祉学部地域福祉学科教授。大阪府児童相談所にて児童福祉司として勤務、2004年より現職。社会福祉士。奈良県社会福祉審議会児童養護部会長
浅野恭子[アサノヤスコ]
大阪府池田子ども家庭センター児童心理司。1991年大阪府入庁。児童相談所、児童自立支援施設等にて勤務。臨床心理士。2005年より、才村らと大阪ライフストーリー研究会を立ち上げる
益田啓裕[マスダケイスケ]
2004年より情緒障害児短期治療施設「あゆみの丘」にて臨床心理士として勤務。2010年4~7月(公財)中央競馬馬主社会福祉財団第38回海外研修生としてデンマーク、ドイツ、アメリカへ派遣
徳永祥子[トクナガショウコ]
大阪市立阿武山学園。アイルランドINCHICOREカレッジ(BTECソーシャル・コミュニティケア・ディプロマ)、英国LUTON大学を経て、京都府立大学大学院で学ぶ。2005年より現職(小舎夫婦制の寮担当)。児童自立支援施設の環境を活かした、治療的・教育的プログラムと生活支援の協働に関心がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。