出版社内容情報
若者の就業状況とワーキングホリデー利用との関連を、雇用・労働システムの国際化という観点から論じる。オーストラリア・ワーキングホリデー渡航者への調査を基に、若者たちの渡航動機、日本・現地での就業状況について雇用・労働システムの国際化と関連づけながら論じる。
藤岡伸明[フジオカノブアキ]
著・文・その他
目次
若年海外長期滞在者を考察する意義
第1部 ワーキングホリデー制度―理念、運用、利用者の概要(ワーキングホリデー制度と日本人利用者の概要;豪州ワーキングホリデー制度と日本人利用者の概要)
第2部 閉塞状況への打開策・対処法としての海外滞在(豪州ワーキングホリデー制度の利用者増加を促進する諸要因;ライフヒストリー分析(1)―キャリアトレーニング型・キャリアブレーク型
ライフヒストリー分析(2)―キャリアリセット型)
第3部 日系商業・サービス産業と国境横断的な雇用・労働システム(日本企業の豪州進出と就業機会の増大;日本食産業における就業状況;日本人向け観光業における就業状況)
まとめと展望
インタビュー調査について
日豪関係史の概略
著者等紹介
藤岡伸明[フジオカノブアキ]
1978年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。現在、静岡大学情報学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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