目次
第１部 分析枠組み（本研究の問題意識と認識論；先行研究と理論的枠組み）
第２部 ジェンダー秩序構築に向けた「戦術」（宗教とジェンダー；政治とジェンダー：フーコーが論じなかったこと）
第３部 ジェンダー秩序再編に向けた知識人たちの「戦略」（ジェンダーの再定義に向けた女性たちの戦略；反セダウィーヤートの戦略：欧米への対他者化を通じたアイデンティティ構築；変容するマスキュリニティ；改革派・保守派の枠組みを超えて）
第４部 調査者とリフレクシヴィティ（フィールドとの対話；結論）
著者等紹介
辻上奈美江［ツジガミナミエ］
高知女子大学専任講師（ジェンダー論）。博士（学術）。ファイサル王立イスラーム研究センター客員研究員、京都大学地域研究統合情報センター共同研究員、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員、ＮＩＨＵプログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点グループ２「中東政治の構造変容」研究協力者、こうち男女共同参画社会づくり財団運営委員。１９９９年、大阪外国語大学外国語学部（アラビア語専攻）卒業。２００３年、神戸大学大学院国際協力研究科博士前期課程修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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