内容説明
影響力とは何でしょうか。私たちはなぜ人に影響を与えることができ、また、なぜ人からの働きかけに応じようと思うのでしょうか。影響力を形作っているものは何なのでしょうか。人から不当な影響を受けないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。本書では、影響力にかかわるこのような問題に目を向け、「影響力」について社会心理学の観点からとことん解剖していくことにします。
目次
第1章 資源にもとづくパワー
第2章 知識にもとづくパワー
第3章 人間関係にもとづくパワー
第4章 人に影響を与える方法1
第5章 人に影響を与える方法2
第6章 与え手にかかわる要因
第7章 受け手の反応
第8章 意図せずに、わからないように人に影響を及ぼす場合
著者等紹介
今井芳昭[イマイヨシアキ]
1958年生まれ。1981年学習院大学文学部心理学科卒業。1988年東京大学大学院社会学研究科。社会心理学専門課程博士課程単位取得満期退学。現在、慶應義塾大学文学部教授、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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社会的影響:個人・集団間で影響を及ぼし合う 影響力:影響を与える潜在的な力 影響力の基盤:報酬・罰/強制・正当・専門・参照/魅力・情報 資源を持たない個人パワー:人脈・共感喚起・役割関係 資源→知識→人間関係パワー 権威=正当+専門パワー 報酬パワー手段:約束・事前付与・貸しの指摘・良い気分 罰パワー手段:警告・継続的付与・第三者・意識/罪悪感 その他の手段:単純依頼・繰り返し・理由・役割関係・第三者・規範・ほのめかし・だます・妥協 社会的動機:影響力・親和・達成 同調行動=規範的+情報的 影響過程モデル2020/03/14
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- 和書
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