出版社内容情報
恋愛研究の活性化を目指し,「恋人が欲しくない青年」など最新のトピックを青年心理学の立場から解明する。日本における恋愛研究の活性化を目指し,従来の調査・理論を踏まえながら「恋人が欲しくない青年」など最新のトピックを青年心理学の立場から解明していく。(
?坂康雅[コウサカヤスマサ]
著・文・その他
目次
第1章 青年にとっての異性・恋人(異性への意識と関わり;恋人という存在の特徴;恋愛・恋人の重要性)
第2章 恋愛に関する心理学的研究(社会心理学における恋愛研究;青年心理学における恋愛研究;進化心理学―恋愛研究における第三の潮流;恋愛研究の新たな動き)
第3章 青年期の恋愛とアイデンティティ(Eriksonによる恋愛とアイデンティティとの関係;エネルギーで捉える青年期の恋愛;さまざまな恋愛現象と恋愛のエネルギー論;恋愛のエネルギー論に関する実証的検討;青年期の恋愛の活かし方)
第4章 恋人を欲しいと思わない青年(恋人を欲しいと思わない青年の割合;恋人を欲しいと思わない青年の心理的特徴;恋人を欲しいと思わない理由;“恋人を欲しいと思わない青年”の問題とは)
第5章 恋愛研究の展望(心理学が恋愛を研究する意義;恋愛研究の展望)
著者等紹介
高坂康雅[コウサカヤスマサ]
和光大学現代人間学部准教授。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サンセット
3
大学生とかのアンケートで、クリスマスのある12月やバレンタインのある2月に告白する人は少なくて、出会いのある春から半年くらい経った秋あたりに告白した人が多いとか、告白の時間帯だと夜が多いみたいな話とかが載っていた。女性は異性の友達に対して同性の友達のように接するけど、男性は異性の友達に対して恋人のように接するので、友達から恋人関係に発展しようとすると女性側にギャップが生じやすい、という考察が面白かった。恋愛のモデル化とかの話は抽象的で納得感が無かった。2021/06/11
smasato
1
恋愛に関する研究の難しさについて興味深かった。研究費(科研費)を取れるか、調査にコストがかかるなど。2023/03/25
雑魚
1
多くのデータを元に恋愛を科学的に解説してる本。個人的に第3章が非常に面白いと思った。2021/02/18
月雪 花那
1
非常に面白く、読みやすかったです。2019/10/02
もゆ
0
めちゃおもしろい。買う。2021/02/14