目次
第1部 昨日の子どもたち:今日の母親と父親(親を大切にすること;DMM入門:12のきわめて重要な概念)
第2部 発達過程(早期の子ども時代:家庭で安全に過ごすことを学ぶ;学校に行くこと;複雑な世界に取り組む;大人になること:愛することと離れること)
第3部 情報処理(未来を想起する:心的表象過程;親は子どもの表象にどのように影響を与えるのか;表象と子どもを危機に晒す子育て)
第4部 親の傾性表象(クラスター1 子どもを保護する通常の行動の歪曲:子どもへの過小反応;クラスター2 子どもを保護する通常の行動の歪曲:子どもへの過剰反応;クラスター3 歪曲された知覚:子どもの中に自己を見る;クラスター4 不明瞭な知覚:消失する子ども;クラスター5 正確な情報の代わりに誤った情報を用いる歪曲:子どもが脅かされていると誤解する;ク歩 ター6 正確な情報の代わりに命に関わる妄想的情報を用いる歪曲:子どもが脅威であると誤解する)
第5部 支援への統合的アプローチ(家族へのDMMによる統合的支援;うまくいかなくなる時;個別化された支援に関連するアセスメント;機能フォーミュレーションと支援計画;DMMによる統合的支援:3つの事例;子どものために親にしてほしいことを親にしましょう)
著者等紹介
クリテンデン,パトリシア・マッキンゼー[クリテンデン,パトリシアマッキンゼー] [Crittenden,Patricia McKinsey]
エインズワースの指導の下、被虐待児のアタッチメント研究で博士号を取得する。その後、エインズワースのABCモデルをさらに詳細に分類可能にした「アタッチメントと適応の動的‐成熟モデル(DMM)」を提唱し、虐待、犯罪、重篤な精神病理へのアプローチを開発している。DMMを普及するために家族関係研究所(FRI)を設立し、DMMアセスメントの各種トレーニングを世界各国で提供する一方で、国際アタッチメント研究学会(IASA)を立ち上げ、臨床に役立つアタッチメント研究を推進している
三上謙一[ミカミケンイチ]
北海道教育大学保健管理センター教授・カウンセラー。2012年よりクリテンデン博士からDMMアセスメントの訓練を受けている
廣瀬たい子[ヒロセタイコ]
旧東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科小児・家族発達看護学名誉教授。親子関係研究所所長。クリテンデン博士からDMMアセスメントの訓練を数年受け、旧東京医科歯科大学に博士を招聘し講演会開催。看護学領域への普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 冒認出願



