内容説明
共感=受容ではない。クライエントに共感するのは難しい―という立場にたって、クライエントとの相互作用のなかで共感していくこと、クライエントへの共感に失敗した体験を「とらえ直す」こと、カウンセラー自身の無意識のメッセージに耳を傾けること、などの提唱から、カウンセラーが共感性を高める方策を考察するカウンセラー・カウンセラー志望者必読の書。
目次
共感についての誤解
共感体験を把握する方法
初心治療者の体験と理論の結びつき
とらえ直しによる治療者の共感的理解とクライエントの共感性
ロールシャッハ・テスト場面と共感
共感性を測る(共感性質問紙(EESR)の作成と共感性のタイプ
共感性と父性・母性
共感性と自己愛)
共感体験の探索
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