内容説明
本書は、金額が安く教師が使いやすい図や表が豊富であり、説明は教師が行うために簡単な日本の大学の教科書としては最適なものである。本書の初版は、発行されてから、すでに10年近い歳月が流れた。この10年あまりの間に発達の領域で話題になったり、新しい知見が現れたトピックスを中心に改訂を行った。それらの幾つかの項目は2つ以上の章にわたり説明が行われている。新しい項目の一部を例にあげると「心の理論」、環境ホルモンの影響、ネオテニーなどがある。
目次
発達ということ―発達の理論
子どもの目にうつるもの―知覚の発達と描画の発達
どこまで大きくなるの―運動能力と身体の発達
泣くから悲しいのかな―情緒・感情の発達
太陽が笑っている―認知発達1・児童期の認知発達
数学・科学の世界へ―認知発達2・青年期以降の認知発達
親子関係とは―愛着と養育態度
友だちのひろがり―友人関係の発達
頭がいいってどんなこと―知能の発達
音が意味をもつ―言語能力の発達
エネルギーのもとはなに―動機づけの発達
その人らしさの発達―人格と自我の発達
女の子と男の子―性役割と性行動の発達
良い子、悪い子、普通の子―道徳性と向社会的行動の発達
発達のつまづき発達―発達の理論と障害
著者等紹介
川島一夫[カワシマカズオ]
信州大学教育学部
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