出版社内容情報
「ダイアローグ(対話)」と「モノローグ(独話)」概念を軸に、バフチンの議論を実践的に論じる。ヤクビンスキーの論文『ダイアローグのことばについて』邦訳を全文掲載。
まえがき
? ヤクビンスキーについて
第1部 ダイアローグのことばについて
第2部 『ダイアローグのことばについて』解題
第3部 言語学者ヤクビンスキー
? バフチンについて
第4部 バフチンによるヤクビンスキーのダイアローグ論の引用と発展的展開
第5部 ポリフォニー・ホモフォニー論の視点からみたダイアローグとモノローグ
? バフチン―ヤクビンスキー理論の社会的実践への示唆
第6部 バフチン―ヤクビンスキー論の実践的な解釈可能性について
あとがき
田島 充士[タジマ アツシ]
著・文・その他/編集
目次
1 ヤクビンスキーについて(ダイアローグのことばについて;『ダイアローグのことばについて』解題―異質な文脈へ開かれたコミュニケーションの実現を目指して;言語学者ヤクビンスキー)
2 バフチンについて(バフチンによるヤクビンスキーのダイアローグ論の引用と発展的展開―『小説の言葉』を中心に;ポリフォニー・ホモフォニー論の視点からみたダイアローグとモノローグ―『ドストエフスキーの詩学』を中心に)
3 バフチン‐ヤクビンスキー理論の社会的実践への示唆(バフチン‐ヤクビンスキー理論の実践的な解釈可能性―教育実践研究を事例として)
著者等紹介
田島充士[タジマアツシ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。博士(心理学)。学校心理士。ガイダンスカウンセラー。日本教育心理学会・優秀論文賞(2007年)、日本教育心理学会・城戸奨励賞(2009年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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