内容説明
どうすれば教師が生徒を理解したといえるだろうか―このことを深く追究。生徒理解の心理学的方法をまとめ、固定的・表層的な見方を脱する示唆にあふれた書。理解のゆがみ、見る人や場所が変われば見方も変わること、理解されたくない部分もある生徒の気持ちなどを考慮し、一方的な理解に陥らないために。理解が生徒の成長・発達に寄与するために。教師・スクールカウンセラー必読の一冊。
目次
1部 生徒理解とは何だろう(生徒理解の意義;教師と生徒理解;生徒・教師・学校)
2部 生徒の何を理解するのか(生徒理解の内容と対象をめぐる問題;パーソナリティの理解;能力・適性の理解 ほか)
3部 生徒をどのように理解するのか(生徒理解の方法に関する問題;観察法から生徒を理解する;検査法・調査法から生徒を理解する ほか)
4部 生徒理解のめざすもの(知ることわかること;生徒理解の目的)