内容説明
法の学際研究の最前線。ルール概念の再検討から裁判過程の分析まで法に関する常識を打ち破る様々な実証研究。
目次
1部 規範性の背景(社会的ルールの成立;社会的ルールの構造;社会的ルールの解釈;コメント ルールを理解するとは)
2部 規範意識と正義(道徳的判断とその発達;責任の帰属;政策評価の方法―立法の論理;コメント 法の学際研究を期待する)
3部 法文化とシステム(順法精神と権利意識;弁護士の社会的役割;紛争解決行動と法;社会システムと法;コメント 実社会のなかの法)
4部 法過程の動態(証言と事実認定;交渉と和解;量刑とその予測;法の抑止力;コメント ブラック・ボックスを解明する)