出版社内容情報
困難を抱える子ども・若者の教育の受け皿として多様化する通信制高校。その特徴と課題を実際の支援を通して明らかにし、生徒の真のニーズや学習を介した関わりの意義を問う。
土岐玲奈[トキレイナ]
著・文・その他
目次
問題背景―高校生の学習困難と通信制高校の役割
第1部 研究の目的と方法(問題と目的―なぜ「学習支援」なのか;研究方法―「学校臨床学」的研究の方法論)
第2部 データから見る高校の現状(高校中退に関する統計データの再検討;通信制高校の類型と機能)
第3部 通信制高校における学習困難と支援(公立通信制高校における教育の特徴と課題;公立通信制高校生の学習困難と支援;私立通信制高校における学習支援)
総合考察
著者等紹介
土岐玲奈[トキレイナ]
東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科修了。博士(教育学)。現在、上智大学共同研究員、埼玉大学他非常勤講師。専門は、教育相談、学校臨床学。研究テーマは、通信制高校の教育実態と、困難を抱える子ども・若者に対する学習支援、通信制高校において教員が直面している困難。2017年6月より2018年3月まで、文部科学省「広域通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議」の委員を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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