出版社内容情報
滅びゆく幕府を支え、意地と覚悟を貫き通した幕臣たちの生き様とは――。
2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』のお供にも!
名門旗本の当主にして才気煥発、幕府に欠かせぬ人材として奔走した小栗忠順の生涯と、報われぬその最期を活写する「明治元年の逆賊」(池波正太郎)、日露和親条約交渉時のロシア全権プチャーチンが、好敵手と認めた外交官・川路聖謨との交流と密やかな“約束”を回顧する「異国のゴガタキよ」(谷津矢車)他、人気作家陣による傑作短編集。
【収録作品】
池波正太郎「明治元年の逆賊」(小栗上野介忠順)
谷津矢車「異国のゴガタキよ」(川路聖謨/書き下ろし)
津本 陽『武士の魂』(高橋泥舟)
木下昌輝『夢浮橋』(新撰組・斎藤一/書き下ろし)
上田秀人『不実』(勝海舟)
珠玉の短編が示す「最後の武士」の意地と覚悟に、きっと目頭が熱くなる!
【目次】
内容説明
滅びに向かう幕府の中で、時代の趨勢に抗い意地と覚悟を貫いた幕臣たちの生き様とは。名門旗本の当主にして才気煥発、幕府に欠かせぬ人材として奔走した小栗忠順の生涯を描く「明治元年の逆賊」(池波正太郎)、日露和親条約交渉時のロシア全権プチャーチンが、好敵手と認めた外交官・川路聖謨との交流と密やかな”約束”を回顧する「異国のゴガタキよ」(谷津矢車)他、人気作家陣による傑作短編集。
著者等紹介
池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年東京浅草生まれ。新聞社の懸賞戯曲に2年続けて入賞し、それを機に劇作家に。長谷川伸に師事し、新国劇の脚本や時代小説を書く。60年、『錯乱』で直木賞、77年、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズを中心とする作家活動に対して吉川英治文学賞、88年、菊池寛賞を受賞。90年、逝去
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催小説CLUB新人賞佳作、2010年に単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で中山義秀文学賞を受賞。22年、「百万石の留守居役」シリーズ(講談社文庫)で吉川英治文庫賞を受賞。25年、逝去
木下昌輝[キノシタマサキ]
1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒業。2012年に「宇喜多の捨て嫁」でオール讀物新人賞、15年、『宇喜多の捨て嫁』で歴史時代作家クラブ賞新人賞、舟橋聖一文学賞、20年、『まむし三代記』で日本歴史時代作家協会賞作品賞、中山義秀文学賞、22年、『孤剣の涯て』で本屋が選ぶ時代小説大賞、25年、『愚道一休』で新田次郎文学賞および渡辺淳一文学賞を受賞
津本陽[ツモトヨウ]
1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞を受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーに。95年に『夢のまた夢』で吉川英治文学賞を、2005年に菊池寛賞をそれぞれ受賞。剣豪小説をはじめとする武道小説の書き手として知られる。18年、逝去
谷津矢車[ヤツヤグルマ]
1986年東京都生まれ。駒澤大学文学部卒業。2012年、「蒲生の記」で歴史群像大賞優秀賞受賞し、13年に『洛中洛外図狂伝 狩野永徳』でデビュー。18年に『おもちゃ絵芳藤』で歴史時代作家クラブ賞作品賞を、25年に『二月二十六日のサクリファイス』で中山義秀文学賞を受賞
細谷正充[ホソヤマサミツ]
文芸評論家。1963年、埼玉県生まれ。時代小説、ミステリーなどのエンターテインメントを対象に、評論、執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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