出版社内容情報
AIが正解を示す時代、人はなぜ判断を誤るのか。
古代からAI時代までの哲学と歴史を通して、仕事と人生で迷わないための<知性の構造>を解き明かす。
AI時代にこそ必要な、仕事と人生に活きる教養がここにある。
本書は、著者が米国の名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの中で、ギリシャ・ローマの哲学と歴史に焦点を当てて、そのエッセンスを明快に解説したものである。リベラルアーツとは、古代から現代にいたるまで、「人間とは何か」「善く生きるとは何か」を問い続けてきた「知の連続体」であり、「自由人の学び」や「教養」とも表現できる。コロンビア大学をはじめ欧米の一流大学がリベラルアーツ教育を重視するのは、それが人間修養、判断の軸の形成のためのトレーニングに最適だからである。
本書ではリベラルアーツの真髄を、古代ギリシャの詩人たち、民主政を築いた賢人たち、哲学を創始した人たち、あるいは中世の神学者、さらには近代の思想家・科学者たちの思索の中に見る。ホメロス、ソロン、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、アレクサンドロス大王、アウグスティヌス、マキャベリ、デカルト、ルソー、アダム・スミス、ダーウィンなど、重要人物が多数登場。
本書にはさらに、読者限定特典として「AI利用ガイド」と「チェックシート」がある。これらは、本書の理解をさらに深めたい方のための発展的な学習オプション(AI対話レッスン)。巻末のQRコードからファイルを取得し、本書の内容を踏まえてAIとの対話を気軽に体験できるというものである。
AI時代に問われるのは、情報量ではなく判断力だ。知性を高め、魂を磨く。──判断の軸を鍛える。それがギリシャ・ローマの叡智だ。
古代ギリシャ・ローマ哲学と現代AIを結び、読者一人ひとりの「思考」と「生き方」を鍛え直す<世界初>の体験型教養書。
【目次】
内容説明
リベラルアーツを、仕事に、人生に活かす!哲学と歴史のエッセンスを、AI時代の「生きた教養」へ。本書は、古代ギリシャ・ローマ哲学と現代AIを結び、読者一人ひとりの「思考」と「生き方」を鍛え直す《世界初の〈体験型教養書〉》。
目次
第1部 英雄譚と文明の黎明 テーマ 物語は文明の基礎である―優れた文学・歴史に学ぶ普遍の智慧(黎明期のギリシャ~リベラルアーツの土壌はこうして生まれた;ヘロドトス『歴史』で知るヨーロッパの原点;トゥキュディデス『戦史』が描く衆愚のギリシャ)
第2部 哲人たちが築いた理想と現実 テーマ 理性による魂の秩序―理性はどのように幸福を定義したか(プラトン『国家』が掲げる理想主義;アリストテレス『ニコマコス倫理学』が掲げる実践主義;アリストテレス『政治学』が描く現実的国家論)
第3部 帝国・宗教・そして現代リベラルアーツへ テーマ 文明の制度化と精神的遺産―西洋思想の流れをどう生きるか(ローマの繁栄から中世キリスト教支配の時代;「西洋」優位の時代の幕開け~ルネサンスから近代まで;“超大国”アメリカで磨かれたリベラルアーツ―古代からAI時代へ、魂の教育の継承―)
著者等紹介
中村聡一[ナカムラソウイチ]
政治哲学者、リベラルアーツ教育者。日本における本格的リベラルアーツ教育の先駆者。若き日は日本を代表するテニス選手で、ウィンブルドンなど世界の舞台で戦い(世界ジュニア7位)、名門・桜田倶楽部の初代No.1、全日本テニス順位一般男子シングルス1位を獲得。ニューヨークのコロンビア大学に留学し、リベラルアーツの真髄に触れる。帰国後は、世界最大級のコンサルティング会社KPMGでパートナーとして、三井物産・丸紅・日立・ペプシコーラなどのグローバル企業に携わる。現在は、コロンビア大学で学んだ教養哲学を基軸に、大学教育・企業研修・AI対話型プログラム・児童向け教養活動を展開。日本では希薄な「本格的リベラルアーツ教育」の普及を使命としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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