出版社内容情報
世知辛くもあたたかい。お節介だけどありがたい。
富くじが当たった夫婦、急に店を継ぐことになった男……人生の岐路に立った江戸っ子たちの喜怒哀楽を描いたアンソロジー
「青雲」(朝井まかて)
貧乏御家人の三男である真吾は、口減らしのために酒問屋に奉公に出ていたが、兄二人が亡くなり、家督を継ぐことになった。酒問屋の仕事に遣り甲斐を感じていた真吾は複雑な思いを抱きつつ、「小普請組」として職に就くための面談に通い出すが……。
「夫婦千両」(中島 要)
姉さん女房のお浜は、
【目次】
内容説明
兄が急逝し、質屋を継ぐことになった向之助だが、しくじりによって店が傾く。奉公人らが店を去る中、口入屋から紹介されたのは壮平という老人だった「江戸の柄杓星」(高田在子・書き下ろし)、売れない絵師へ紙を届けることになった紙問屋のお庸は、彼の人柄と絵に惹かれる。しかし突如、絵師の作品が売れるようになり、周囲は態度を変え…「むらさき」(木内昇)など、江戸の人びとの哀歓を描いた五編を収録。



