出版社内容情報
千葉県警の高頭冴子は、留学生の失踪が相次いでいるという噂を耳にする。その数日後、新疆ウイグル自治区出身の留学生カーリの死体が発見された。捜査に乗り出した冴子は、事件に中国公安部が絡んでいることを?むも、カーリのバイト先の雇い主・カーディルも殺害され、冴子に保護を求めたカーリの同僚・レイハンも容疑者に連れ去られてしまう。レイハンを救い、事件の真相を暴くため、冴子と部下の郡山は中国での捜査を強行するが――。
【目次】
内容説明
千葉県警の高頭冴子は、留学生の失踪が相次いでいるという噂を耳にする。その数日後、新疆ウイグル自治区出身の留学生カーリの死体が発見された。冴子は、事件に中国公安部が絡んでいると掴むも、カーリのバイト先の店主・カーディルも殺害され、冴子に保護を求めたカーリの同僚・レイハンも容疑者に連れ去られる。レイハンを救い、事件の真相を暴くため、冴子と部下の郡山は中国での捜査を強行するが―。
著者等紹介
中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuko Ohta
36
内藤了と中山七里だけはどんだけのスピードで書いてるねんといつも思う。いくつものシリーズを同時進行して、好きなシリーズの新刊がなかなか出ない間も何かしら読むものが用意されていますよねぇ。このシリーズもそうだけど、アマゾネス高頭はそこらじゅうで見かけるから久しぶりな気がしない。巷で話題になっている事件を取り込むのが上手い七里センセ。今回はウイグル族弾圧をテーマにするなんて、あなたこそが公安に目をつけられそうです。拷問のシーンは特に女性は目を伏せたくなる描写。部下の郡山の信頼度がダダ上がり。これからも死ぬなよ。2025/12/30
NAOAMI
19
千葉県警の高頭冴子が中国公安部を敵に回し、さらには中国本土に乗り込み人質解放を目指す荒唐無稽。地方公務員が「国」相手にケンカを仕掛ける無謀。ウイグル自治区出身者が殺される事件を発端に、中国の異民族支配、差別・虐待、文化を根こそぎ奪っての民族同一化を図るという恐ろしい政策が明らかに。えっ?コレどこまで本当なん?ウイグル純血の子を増やさせない、男を軒並み逮捕して漢民族を送り込んでの強姦婚姻。そして読むに堪えない冴子への拷問。絶体絶命!と思いきや残り少ない頁数で大逆転を仕込む流石よ。この真実を放置してえぇのか?2025/10/31
ぴ〜る
19
こんな屈辱と憎悪の連鎖はいらない…。こんな虐殺の輪はいらない…。恐ろし過ぎて苦しく泣けてしまった。この小説の中の話だけであって欲しいと願わずにはいられないけれど解説を読んでまた苦しくなった。そして今日本も改めてもっと危機感を持たないといけないと中山七里さんが問いかけてくれているのではないかと思う。色んな意味で凄い小説を中山七里さんは書いたと思う。2025/10/29
RN
13
電子版を読んだが、ウイグルを取材しているジャーナリストの福島香織さんの解説が凄かった。解説まできちんと読んだほうが良いと思った。2026/01/25
coldsurgeon
11
警察のアマゾネスこと高頭冴子警部が、殺人犯を追って、中国・新疆ウイグル自治区に乗り込む、という考えられない設定である。しかし、フィクションであるからこそ表現できる真実があると思う。中国共産党によるウイグル族の強制的な民族同化行為を、ジェノサイドとしてとらえ、心に刻み込むことができる。ルポルタージュ以上に衝撃的だった。2026/04/25
-
- 電子書籍
- アメリカ人もキラキラ★ネームがお好き …




