出版社内容情報
2023年に連続ドラマ化された人気小説、最新刊!
「転職の魔王様」の異名を持つ毒舌敏腕な先輩来栖のもとを離れ、千晴がキャリアアドバイザーとして独り立ちすべく、大阪に転勤して一年。
彼女は、“便利屋的に異動を繰り返させられる”、“会社がホワイトすぎる”“新入社員が優遇されすぎ”といった転職希望者の相談に乗っていた。
そんな折、東京の来栖の前に、彼を本気にさせる“因縁の求職者”が現れて――。
ビジネスパーソン必読のお仕事小説、第三弾! 文庫書き下ろし 。
内容説明
「転職の魔王様」の異名を持つ毒舌敏腕な先輩・来栖のもとを離れ、千晴がキャリアアドバイザーとして独り立ちすべく大阪に転勤して一年。彼女は“便利屋的に異動を繰り返させられる”“職場がホワイトすぎる”“新入社員が優遇されすぎ”といった求職者からの相談に乗っていた。そんな折、東京の来栖の前に、彼を本気にさせる“因縁の求職者”が現れて―。ビジネスパーソン必読のお仕事小説、第三弾!
著者等紹介
額賀澪[ヌカガミオ] 
1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒業。2015年、「ウインドノーツ」(刊行時に『屋上のウインドノーツ』と改題)で第22回松本清張賞、同年、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴンゾウ@新潮部
107
          
            シリーズ3作目。ドラマ化された以降の物語。来栖と未谷が付き合うことになり未谷は大阪に転勤。何となくふたりの距離感が縮まっていました。今回もいろいろな事情を抱えた転職希望者が訪れます。単に希望の職場を紹介するのではなく、それぞれの現状に寄り添う姿に共感しました。未谷の元上司ととことん向き合う来栖はとてもよかった。エピローグ以降、続編はあるのでしょうか。2025/10/09
          
        雅
75
          
            お仕事小説としていろんな人生を見て、恋愛小説としてニヤニヤしちゃいました。2025/07/10
          
        ツン
72
          
            「子どもには失敗する権利がある」という言葉が好きで。最初の姉妹のエピソードを読んだ時、ふとその言葉を思い出しました。やるせない気持ちにもなるでしょうけどね。2025/06/23
          
        pohcho
61
          
            代わりの人間なんていくらでもいる時代から人出不足の時代になり、新入社員だけが優遇される中もともといる社員にしわ寄せが来たり、人事部はハラスメント対策に頭を悩ませ続け、中高年は意識を変えられず・・。いかにも今時の会社にありそうな話ばかりで、とても面白く興味深く読む(ほんとに大変そうだけど)ところで、2.0を読んでいないので、二人がそういう関係になっていたとは知らずびっくり。ニヤニヤしてしまった(楽しい)2025/03/24
          
        えみ
45
          
            シリーズ第3弾にして「転職の魔王様」こと来栖と「気持ち悪い社畜」と呼ばれる千晴に転機が訪れる!仕事も私生活も一歩一歩慎重にして時に大胆に。それでこそ人間力が成長するというもの。自ら大きな挫折を味わい転職をした経験を持ち、今は一流のキャリアアドバイザーとしてチカラを発揮する彼らの元には今回も癖が強すぎる転職希望者がやってくる。そんなことで?転職なんて勿体ない!絶望的だ…。個人の仕事に対する満足度や充実感はその人にしか分からない。しっかり向き合うのは自分。をいつも再認識させられるお仕事小説。言葉が刺さる!2025/03/22
          
        

              
              
              
              

