出版社内容情報
花見小路を右に左にと折れた先にある甘味処「もも吉庵」。
人生の酸いも甘いも?み分けてきた元芸妓の店主・もも吉に助言を求めて訪れるのは、息子との関係に悩む父親、勝算のあるビジネスを提案先の社長から即座に否定され混乱する銀行員、夫の最期の願いをかなえられず悲嘆にくれる妻……。
彼らに対し、もも吉がかける厳しくも温かい言葉とは。
一方、もも吉がどうしても娘に言えなかった花街の秘密が明かされ――。
人気「祇園人情物語」シリーズの第9巻。
文庫オリジナル。
内容説明
花見小路を右に左にと折れた先にある甘味処「もも吉庵」。人生の酸いも甘いも噛み分けてきた元芸妓の店主・もも吉に助言を求めて訪れるのは、息子との関係に悩む父親、勝算のあるビジネスを否定され混乱する銀行員、夫の最期の願いをかなえられず悲嘆にくれる妻…。彼らに対し、もも吉がかける厳しくも温かい言葉とは。一方、もも吉がどうしても娘に言えなかった花街の秘密が明かされ―。文庫オリジナル。
著者等紹介
志賀内泰弘[シガナイヤスヒロ]
作家。人のご縁の大切さを後進に導く「志賀内人脈塾」主宰。思わず人に話したくなる感動的な「ちょっといい話」を新聞・雑誌・Webなどでほぼ毎日連載中。その数は数千におよぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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