出版社内容情報
イトーヨーカ堂、セブン&アイを牽引した伊藤雅俊氏、鈴木敏文氏をモデルに、流通業界の変遷と経営者の責務を描いたビジネス小説。
内容説明
常識を変えた男がいた!フジタヨーシュウ堂に入社した大木将史は視察先のアメリカで、コンビニエンスストアとの衝撃的な出会いを果たす。誰もがコンビニ事業への参入を反対するなか、将史は社長の藤田を説得しようとするが―。イトーヨーカ堂、セブン&アイを牽引した伊藤雅俊氏、鈴木敏文氏をモデルに、流通業界の変遷と経営者の責務を描いた、ビジネスパーソン必読の長編小説。
著者等紹介
江上剛[エガミゴウ]
1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』で作家デビュー。03年に同行を退職し、執筆生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PEN-F
35
上巻のイトーヨーカドーに続き、今度はセブンイレブン編。よくぞここまで日本中に店舗網を築き上げたものだと感心してしまう。残念ながらウチは東京のくせに田舎だから徒歩圏内にコンビニはないが、日本ではすでに店舗数は飽和状態になっている。次は宇宙を攻めて欲しい!世界初の宇宙進出!「セブンイレブン国際宇宙ステーション1号店」そしてさらに「セブンイレブン月面1号店」!...でもとりあえずその前にウチの近所に出店して欲しいのだが。2023/03/21
Mark X Japan
9
スーパーからコンビニに時代になりましたが、コンビニも永久に頂点に君臨できず、歴史は繰り返します。一世紀続く会社は、時代や社会の変化に臨機応変に対応し続けることが出来る組織でしょう。☆:4.52023/03/30
hiyu
5
ちょっと脳内で変換するのに苦労するが、タイトルの通りコンビニの成長過程を主とする。終盤の「ニコイチ」かなあ、何かが凝縮しているように感じたのは。このような時代だからこそよりカリスマが求められているのだろうか。それにしても引き際か。悩ましいな。2023/09/08
かずぺん
4
他者のための努力を継続することがスムーズな事業継続を生むような気がします。また、引き際は大事な最後の判断ですね。2023/05/22
ドットジェピー
4
面白かったです2023/02/11