PHP文庫<br> 民族から解き明かす世界史

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民族から解き明かす世界史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569902579
  • NDC分類 209
  • Cコード C0120

出版社内容情報

宗教問題、ナショナリズムの対立、人種差別、難民問題……各民族の歴史から現代の課題が見えてくる。

「ドイツ人の居住する場所はすべてドイツ領である」(ヒトラー)
ドイツが再び東方侵略を行なう口実を与えないよう第二次世界大戦後、ソ連やポーランドなどから推定2000万人のドイツ人がドイツへ強制帰還させられた。21世紀に再び同様の発言をする為政者が登場している。歴史は繰り返されるのか?

●フェニキア人、ギリシア人、ローマ人の商業覇権戦争
●移動を強制され続けたユダヤ人の歴史
●知られざる離散民族、アルメニア人
●ユーラシアを席巻したトルコ系民族
●中世以来、拡散したドイツ人2000万人の帰国
●ヴァイキングとノルマン人の進出
●征服王朝により漢民族の概念が拡大
●異民族の支配下でもしたたかに文化を守ったイラン人

人間の移住や移動に関連しては、「する」側と「される」側の間で対立や差別感情など醜い事態が出てくるのは避けられません。しかし、長い時間のなかで、異民族間で同化が進み、それらが解消されてきた歴史もたくさんあります。読者の皆様に「人類とはこんなにもさまざまな移動・融和・同化をくり返しながら、今日に至っているのか」ということを認識していただければ幸いです。(「総論」より抜粋)

『「民族」を知れば、世界史の流れが見通せる』を加筆・修正し改題。

内容説明

宗教問題、ナショナリズムの対立、人種差別、難民問題…各民族の歴史から現代の課題が見えてくる。

目次

第1部 古代(「海の民」の襲来 地中海世界の再編成;フェニキア人の躍進古代地中海の商業戦争;秦時代につくられた漢民族という集団 ほか)
第2部 中近世(アラブ人が築いたイスラム・ネットワーク;ユーラシアを席巻したトルコ系民族;国家消滅と領土変更を強制されたポーランド ほか)
第3部 近現代(征服王朝により漢民族の概念が拡大;産業革命が促した交通革命と人の移動;建国以来、移民が増えるアメリカ合衆国 ほか)

著者等紹介

関眞興[セキシンコウ]
1944年、三重県生まれ。歴史研究家。東京大学文学部卒業後、駿台予備学校世界史講師を経て、著述家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しま

13
人類は移動と戦いを繰り返してきた。そこには宗教や民族意識が切っても切り離せない関係にあり、平和を願いながらも差別や戦争は未だに続いている。移民と迫害の問題も歴史上ずっと続いており、日本が如何に特別だったかが分かる。ユダヤ人の迫害の歴史やイスラム教、第一次世界大戦など一つ一つに絞って、新たに知っていきたいという知識欲が生まれた。2024/06/30

MK41

1
各章末の著者のコメントが印象的 ●パクスロマーナ、19世紀イギリスのように軍事力を背景しないと安定がもたらされない人間の能力の限界 ●積む重ねた歴史の宗教、民族対立の混乱の記憶は消せないが、商業面で見たら教義上の対立は口実で経済的利権を巡る対立かもしれない ●民族は移動し、争いの勝敗や移動過程で他の民族を支配下また奴隷に組み入れ、信じる宗教教義から正当性を植え付ける。近代の国民国家が形成されるなか支配側の矯正が過激になり民族問題が過激化する ●海の民、アーリヤ、トルコ系、ポーランド、ユダヤなど2023/03/09

ニャンちゅう

0
民族という切り口から世界史を解説するのは面白かった。日本人にはない民族のアイデンティティというのを再確認できた。2024/08/06

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