出版社内容情報
日本人の、日本人による、日本人のための歴史書。著者渾身の力作を、早くも文庫化!
日本の歴史を紐解いていくと、歴史を貫く一本の線があることに気付く。それが「天皇」である。天皇は日本人の歴史そのものといってよい。しかし、これまで通史といえば、目まぐるしく交代する権力者を中心とした政治史が一般的だった。本書は、二〇〇〇年来変わることがなかった天皇を軸として国史を取り纏めたものである。故に主題を『天皇の国史』とした。――「はじめに」より
上巻の解説者は、桜井市纒向学研究センター統括研究員の橋本輝彦氏(下巻の解説者は、皇學館大学教授の新田均氏)。
<上巻の構成:日本の神代・先史(岩宿時代以前~)から日本の古代(~平安時代)まで>
日本人は最初から日本人だった
●ミトコンドリアDNAから分かった日本人の起源
●国作りと国譲り
●日本は「天皇が知らす国」
●神から人になった邇邇芸命
●神武天皇「非実在説」を検証する
●前方後円墳の出現が意味するもの
●皇位継承問題から発展した壬申の乱
●天武系から天智系へ
●壇ノ浦に沈んだ三種の神器 ほか
内容説明
日本とは何か。その問いに、「答え」を出すために―。
目次
第1部 日本の神代・先史(岩宿時代以前;縄文時代;弥生時代)
第2部 日本の古代(古墳時代;飛鳥時代;奈良時代;平安時代)
著者等紹介
竹田恒泰[タケダツネヤス]
昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。専門は憲法学・史学。作家。平成18年(2006)に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞。令和3年(2021)には第21回正論新風賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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五右衛門
umeko
マダムぷるる
BIN
独言悟浄