PHP文芸文庫<br> 暁天の星

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PHP文芸文庫
暁天の星

  • 葉室 麟【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569902319
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

坂本龍馬に愛され、認められた男・陸奥宗光―-。
明治新政府では県知事などを務めるも、政府転覆を企てたとして投獄されてしまった陸奥。そんな彼の才能に目を留め、花開かせたのは、時の総理大臣・伊藤博文だった。
外務大臣として入閣した陸奥は、日本を欧米列強に伍する国家にすべく奔走し、不平等条約の改正に尽力する。
そして、日本の尊厳をかけて強国に挑まんとする陸奥を支え続けたのは、妻の亮子だった。
本書は、著者が最期に「これだけは書いておきたい」と願い、病と闘いながら綴った長編小説。
残念ながら未完ではあるが、著者の歴史作家としての矜持を感じ取れる貴重な作品である。
陸奥宗光のその後は、解説の細谷正充氏が、連載中の著者の想いは、長女の涼子氏が紹介。
坂本龍馬の姉を描いた短篇「乙女がゆく」を特別収録。

内容説明

坂本龍馬が認めた男・陸奥宗光は、明治維新後、外務大臣として欧米列強と対峙し、不平等条約の改正に尽力する。そして、日本の尊厳をかけて強国に挑まんとする陸奥を支え続けたのは、妻の亮子だった。本書は、著者が最期に「これだけは書いておきたい」と願い、病と闘いながら綴った物語。未完ではあるが、著者の歴史作家としての信念を感じ取れる貴重な作品である。坂本龍馬の姉を描いた短篇「乙女がゆく」を特別収録。

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年、福岡県北九州市生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞してデビュー。2007年、『銀漢の賦』で松本清張賞、12年、『蜩ノ記』で直木賞、16年、『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞。2017年12月23日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

85
60代でお亡くなりになられた葉室さんの未完の作品です。陸奥宗光の生涯を描こうとしたようでご本人も残念でしたでしょうが、私も残念です。陸奥宗光については「蹇蹇録」を読んだことがあるのですが、その生涯についてはあまり知りませんでした。不平等条約改正に力を尽くしたのでこれからそこを楽しみにしていたのですが。奥さんも美人で鹿鳴館の花と言われたようです。2022/11/05

優希

58
陸奥宗光の知られざる一面を見たようでした。不平等条約の改正に尽力したのは知っていましたが、その背後のことや紆余曲折していた様子までは考えていなかったことに気づかされます。奥さんと2人で協力しながら、様々なことを乗り越えてきた姿には胸を打たれました。未完で終わったのが残念でなりません。2022/08/26

まゆっち

11
陸奥宗光さんという人は不平等条約の改正に尽力した人というイメージでしたが、そこに至るまでの紆余曲折を知ることができました。熱い思いや戦争に対する考え方など…奥さんとの二人三脚で様々な困難を乗り越えていく姿に胸を打たれました。未完に終わったのは非常に残念ですが、素晴らしい作品をたくさん残してくれた葉室さんに感謝です。2022/07/09

masayuki

9
不平等条約の改正に力を尽くした陸奥宗光を描いた歴史小説。明治の初期、日本は西洋に後れを取り、不平等な条約に甘んじなければならなかった。改正のために諸外国に媚を売るか、それとも日本の尊厳を保ちつつ外国を動かすか。陸奥宗光は後者を選んだ。外交がいかに大事かを教えてくれる。政治家の皆さんにも読んでいただきたい一冊だ。2022/08/20

Kazuo Tojo

7
「暁天の星」は、陸奥宗光の半生記、「乙女がゆく」は坂本龍馬の姉の薩長連合における活躍の創作したものを描かれている。いづれも坂本龍馬が脇役で出てくるのだがあの土佐弁を聞くだけで込み上げてくるものがあった。作品はもちろん素晴らしいのだが細谷正充さんの解説が著者の生涯をわかりやすく説明してくれており、娘さんの涼子さんが最後に刊行によせて著者の想いを熱く伝えてくれたのに感動した。著者の他の本も読み続けていきたい。2024/01/23

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