PHP文庫<br> 古代史に隠された天皇と鬼の正体

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PHP文庫
古代史に隠された天皇と鬼の正体

  • 関 裕二【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • PHP研究所(2021/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569901350
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0121

出版社内容情報

日本人は、鬼が大好きだ。お伽話は鬼で溢れている。
鬼とはいったい何者なのか。
鬼は本来、目に見えない、得体の知れない恐ろしい存在と考えられていた。
たとえば、秋田のナマハゲが蓑笠を着ているのは、寒さや雪対策だけではない。鬼の格好を表象している。身を隠して見えないという設定で、鬼を表現しているのだ。
その「隠す」「隠れる」の「隠」の一文字を「おん」と読み、「おん」が「おに」となった。

古代日本人にとって「鬼」とは「祟る神」であり、大自然そのものだった。
恵みももたらせば、災害も起こす。強力なパワーを持つ、目に見えない、恐ろしい存在は、すべて鬼だったのだ。
また、天つ神の末裔である天皇も同様に恐ろしい存在と見なされた。
実権のない弱い祭司王であった天皇が、生き残った大きな理由がここに隠されている。
古代史における鬼は、現代人の想像をはるか超える影響を及ぼしていたのだ。

『天皇と鬼』を改題し、加筆・再編集。

内容説明

“天皇は「神」で「鬼」だった”“天皇の謎を解く鍵を握っていたのは女性?”“祟る神(鬼)を鎮められるのは「童女」と「巫女」”“天照大神を女神にしなければならない理由”“皇極天皇にまとわりつく「鬼」の気配”“秦氏に祀られていた本当の「鬼」”神・天皇・鬼の関係がわかれば、天皇家、存続の理由も見えてくる!

目次

第1章 弱い王と祟る神(天皇とはどんな存在だったのか;藤原氏が隠そうとした真実とは;ヤマト建国の真相と古代日本の実態)
第2章 「神と巫女」と天皇(最高・最大の天皇祭祀「大嘗祭」;神を祀るのは女性;女装する天皇)
第3章 藤原氏に「鬼」にされた人々(暴走する天皇の出現;「親蘇我派」と「反蘇我派」という視点;律令制度を利用してのし上がった藤原氏;藤原氏の思惑を破壊しようとして天皇)
第4章 「鬼」の物語に潜む真相(天皇と鬼のつながり;「天皇と鬼」に隠された大きな秘密;蘇我入鹿殺害事件の真相)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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イシカミハサミ

7
これまでの関さんの古代史観を 天皇という軸でまとめた1冊。 タイトルよりも読み物としての面白さに注力したような 本文の結論(乙巳の変の真相)はちょっと順番として合っているのか 気になったけれど、 ひとつ軸があると読みやすかったな、という印象。 関さんの説より状況説明ができている説はまだ知らないのだけれど、 本のタイトルにはもう少し誠実な内容にしたほうがいい気はする。2021/07/27

fseigojp

6
天皇は祟り神2024/04/08

Jimmy

3
これも関裕二とんでも論のまとめ的作品で、面白いは面白いですが、今まで読んできた作品の記憶が新しければ必要がない本かも。関初心者はちょうどいいかもしれませんね。しかしこの人は本当に他の人の学説を引用するのが上手い。だからちゃんと勉強しているんだと思うんですよね。2021/08/28

とむ

0
古代における勢力争いの影響が現代まで続いていると思うと、人の業の深さを感じずにはいられない。2021/09/18

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