出版社内容情報
「立川談志」の落語に魅せられた杉崎は、勤めていた会社を辞め、落語家を目指した。異例ともいえる七年の前座修業ののち、なんとか二つ目になり、「山水亭錦之助」と命名されるも、食えない日々が続いていた。「人生の選択を誤ったな」と嗤(わら)う大学時代の友人、OBらを後目に、がむしゃらに高座へと上がり続ける錦之助に、ある日、末期ガン患者の前での落語を、との打診があり……。
慶應義塾大学出身として話題の現役落語家が、自らの体験を基に綴る、真打ち目指して奮闘する男の、笑いと涙の、心に沁みる人情物語。
文庫オリジナル。
内容説明
「立川談志」の落語に魅せられた杉崎は、安定した職を辞め、落語家を目指した。異例ともいえる七年の前座修業の後、なんとか二つ目になり、“山水亭錦之助”を命名されるも、食えない日々が続く。「人生の選択を誤ったな」と嗤う同窓生らを後目に、がむしゃらに高座に上がる錦之助に、末期ガン患者の前での落語の打診があり…。真打ち目指して奮闘する落語家の、笑いと涙の、心に沁みる人情物語。
著者等紹介
立川談慶[タテカワダンケイ]
1965年、長野県上田市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。ワコールに入社。3年間のサラリーマン生活を経て、91年、立川談志の十八番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。通常4~5年とされる前座修業を9年半経験するという、異例の長い期間を経て、2000年、二つ目昇進を機に立川談志に「立川談慶」と命名される。05年、真打に昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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