PHP文芸文庫<br> 名作なんか、こわくない

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PHP文芸文庫
名作なんか、こわくない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569900988
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

名作には、女子が今を生きるために必要な情報が詰まっている。若手人気作家を夢中にさせた古今東西の小説を味わう「読書エッセイ」。

内容説明

名作は堅苦しい、と感じている人も多いだろう。しかしページをめくればそこにいるのは、今の私たちと変わらない悩みを抱えた人々で、女の友情、野心、恋の駆け引き、男の本音といったテーマなどが、余すところなく描かれている。本書は有吉佐和子の『悪女について』からメルヴィルの『白鯨』まで、五十七冊の読みどころとその本にまつわる著者の思い出を紹介。読んだ人もこれから読む人も楽しめるエッセイ集。

目次

フランス文学篇(『女の一生』ギ・ド・モーパッサン―信じることをあきらめないエネルギー;『ボヴァリー夫人』ギュスターヴ・フローベール―何不自由ない主婦が破滅へまっさかさま ほか)
日本文学篇(『放浪記』林芙美子―胸をつかまれるキーワードが満載;『悪女について』有吉佐和子―読まなければ損をする物語 ほか)
イギリス文学篇(『高慢と偏見』ジェイン・オースティン―十九世紀に生まれた元祖ラブコメディ;『お菓子とビール』サマセット・モーム―我慢せず、日々を謳歌する妻の可愛らしさ ほか)
アメリカ文学篇(『緋文字』ナサニエル・ホーソン―悪評が魅力や財産に変わる時;『風と共に去りぬ』マーガレット・ミッチェル―欲望に正直な女の子を肯定してくれる男性 ほか)

著者等紹介

柚木麻子[ユズキアサコ]
1981年、東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年、「フォゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞。受賞作を含む連作短編集『終点のあの子』でデビュー。15年、『ナイルパーチの女子会』で、第28回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

49
図書館本。名作の数々を著者独特の観点から評したエッセイ。女性主人公の物語が多く好みが少し別れそうだが、軽妙な語り口で語られていることもあり、どれも読んでみたくなる。★★★★☆2022/09/03

(*'ω' *)@k_s

43
積読本~著者による名作紹介51選エッセイ集。選ばれているのは「女性」をテーマにしたものが多い印象、時代を遡っても生きづらさや悩み、抱えているものは、今とそれほど変わらない。だからこそ読み継がれるのが名作。紹介本のあらすじと読みどころ、それにまつわる著者の自虐的なエピソードを添えるあたりがクスッとしてしまいます。問題は紹介されている本を1冊も読んだことがないということ😱これは…なんか損をしている気分(笑)気になるものから読んでいこう📖2022/07/21

つーこ

37
有吉佐和子の『悪女について』を読んでいない人は人生の半分ぐらいを損している・・ですって!みなさん、すぐに本屋へ行きましょう!!柚木さん独特の感性を持って名作とそれにまつわるエピソードを交えて語られるので、堅苦しくなく気軽に読めますし。ドロドロして暗いイメージのフランス文学も読めそう・・と思わせてくれますよ!2024/01/19

mayumi

32
名作についてのエッセイ集。フランス文学と日本文学編はあまり惹かれなかったけど、イギリス文学、アメリカ文学編から俄然興味が湧く。読んだことある作品が多かったからかもしれない。「若草物語」と「風と共に去りぬ」が同時代に書かれたにも関わらず、北と南の違いのせいか、全く空気感が異なることや、「ジェイン・エア」のジェインの強かさなど、言われてみればそうだなあと思うことも。自分とは違う切り口からの視点が面白く、「白鯨」や「ハワーズ・エンド」なども読んでみたくなった。2021/06/13

Shun

28
作家・柚木麻子さんが有名な古典文学の魅力を解説した書評エッセイ。名作だけどなんとなく敷居が高いと思い込んで敬遠してる、そんな方向けに古典作品の大まかな内容を紹介しています。古典だからといって現代人の感性とかけ離れているわけではないので、今の人たちが読んでも理解できるし面白い、それが古典の魅力だと教えてくれます。名作と呼ばれるものが現在も残っている訳はやはりその普遍性にあるのだろう、音楽や芸術作品と同じのように。また本書では入手しやすい国内外の古典を扱い、既読は9点でした。そして次に読みたい目標もできた。2021/02/04

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