出版社内容情報
刑事の兄と検事の弟、反目しあう二人が、互いの信念をかけて事件解決に挑む。ドラマ化で話題の連作ミステリー、待望の第二弾!
内容説明
違法捜査をしたと糾弾されたまま亡くなった父。兄は父を信じて刑事になった。弟は父を許せずに検事になった…。幼児虐待を担当していた児童相談所職員が殺された事件。コメンテーターとして活躍する准教授が婦女暴行で告訴された事件。引きこもりの息子が犯罪を起こすことを恐れ、元刑事の父親が殺した事件。兄弟はそれぞれの立場で事件を追い、反目し合いながらも真相を突き止めていく。
著者等紹介
大門剛明[ダイモンタケアキ]
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。2009年『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞をW受賞。以後次々と新作を発表し、社会派ミステリーの新星として注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。