PHP文芸文庫<br> 不協和音〈2〉炎の刑事vs.氷の検事

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PHP文芸文庫
不協和音〈2〉炎の刑事vs.氷の検事

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569900209
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

刑事の兄と検事の弟、反目しあう二人が、互いの信念をかけて事件解決に挑む。ドラマ化で話題の連作ミステリー、待望の第二弾!

内容説明

違法捜査をしたと糾弾されたまま亡くなった父。兄は父を信じて刑事になった。弟は父を許せずに検事になった…。幼児虐待を担当していた児童相談所職員が殺された事件。コメンテーターとして活躍する准教授が婦女暴行で告訴された事件。引きこもりの息子が犯罪を起こすことを恐れ、元刑事の父親が殺した事件。兄弟はそれぞれの立場で事件を追い、反目し合いながらも真相を突き止めていく。

著者等紹介

大門剛明[ダイモンタケアキ]
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。2009年『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞をW受賞。以後次々と新作を発表し、社会派ミステリーの新星として注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

205
「大門さんにしてはハズレだったかなぁ」と思った1作目だったが、2作目になって軌道に乗ってきた…今回は4つの事件(物語)の質が向上してミステリとしても人情ものとしても面白さが増したし、兄・祐介と弟・真佐人の関係が掘られて前進した印象なのも良かった。縦軸である二人の父の冤罪事件に関する裏事情も小出しにしつつ徐々に盛り上げていて、次巻への期待が高まった。(その真相を究明するだけで読み応えある長編になりそう♬)周囲のレギュラー陣が若干ステレオタイプなので、もう少し魅力的に描いてくれれば素敵なシリーズになると思う。2020/08/24

いつでも母さん

187
新シリーズの2巻目。連作短編4章からなる事件で少しずつ兄弟の関わり方が馴染んで?来た感じ。虐待・冤罪・強姦・万引き・引きこもり・・事件はどれも考えさせられる。弟派だったけれど兄も好いなぁ(笑)3章では亡き父の事件の真相に迫る新たな事実が明らかになって、今後の展開が楽しみになって来た。ガンバレ~!2020/06/08

シナモン

171
訳あって別々に育った熱血刑事の兄と冷淡な検事の弟が事件を追うシリーズの第2弾。4つの事件はどれも現代の世相を反映したもので興味深かった。特に最後の「約束の朝」は引きこもりの息子が事件を起こす前になんとかせねばという父親の辛い心境に心が痛んだ。が、それで終わりじゃないまさかの展開に目が離せなくなった。これとは別に兄弟の父親の過去の真相や、お互いの距離が近づいていく要素も絡んで一冊で何倍も楽しめました。熱血刑事の兄役の田中圭、冷淡検事の弟役の中村倫也、ドラマでの続編も期待したいです。2020/09/29

モルク

114
刑事と検事の兄弟シリーズ第2弾。兄の川上祐介は熱血刑事に、弟唐沢真佐人は知的で冷静な検事になり、お互いが関わる4つの事件。反目しあっているわけではないが、かといってとりわけ親しいわけではない。協力しあってとというより、弟が与えたヒントで兄が動き事件を解決する。最終話で、弟真佐人も父の違法捜査事件を自分が京都地検にいる間になんとか解決したいという思いを知る。いよいよ次作で、事は動くのか。期待してるよ。2022/02/03

タイ子

89
シリーズ第2弾。離れ離れに育った刑事と検事の兄弟。4つの事件に向かい合いながら少しづつ歩み寄る2人の仲。どれもそうだったのか!感を味わえる大門さんならではのストーリーで楽しめた。それにしても、検事の弟がいつも事件が起こるといつの間にか現場にいたり、捜査課の部屋にいたり・・・。そんなにウロチョロするのか、検事は?2人の父親が刑事時代に退職せざるを得なかった事件の真相がまだ明かされていないのでこれが気になる。ここで兄弟の力を発揮しなければいかんよ。2020/06/04

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