出版社内容情報
長屋のおてるが可愛がっている太市が事件に巻き込まれる。長屋を“仕切る”猫・サバはその時――。謎と人情溢れる人気シリーズ第8弾!
内容説明
「鯖猫長屋」の家主で饅頭屋を営むお智の様子がおかしいと聞いた画描きの拾楽は、頼りになる猫サバを連れて店に出向く。ところが、現れた不気味な白い鴉を見たサバは逃げ出してしまう。一方、「二キのご隠居」の世話をしている太市が、お智の店に行ったまま行方不明になっていることが判明し…。太市は事件に巻き込まれたのか、それとも―。人気の「大江戸謎解き人情ばなし」第八弾。文庫書き下ろし。
著者等紹介
田牧大和[タマキヤマト]
東京都生まれ。2007年、「色には出でじ、風に牽牛」(刊行時に『花合せ』に改題)で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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