出版社内容情報
死の意味と命の大切さがわかる!
「死」は、生命誕生から約20億年後、有性生殖(オス・メス)とともに始まったと考えられています。有性生殖は子孫の多様性を増大させ、生き残る可能性を高めます。世代交代(親の死)を繰り返すことが多様性を高め、命をつないでいくことにつながったのです。死による人体の変化、さまざまな生き物の死に方、人の死生観などにもふれながら、死の意味をさぐります。
第1章 死とは何か?
体がどうなると「死」なのか?
死ぬと人体はどう変化する?
死ぬと細胞はどうなる?
細胞は毎日たくさん死んでいる
生と死の境界線
脳死とは?
死亡の原因は何が多いのか?
寿命は伸びている
生き物はどんな理由で死ぬのか?
寿命による死――繁殖後に死ぬ
アクシデントによる死――捕食されない戦略
第2章 人は死をどうとらえてきたか
国や宗教で死後の世界観がちがう
一神教では死をこう考える
ヒンドゥー教、仏教、儒教
日本では死をこう考える
世界のお葬式
①ガーナ:次の人生への旅立ちを祝う
②インド:ガンジス川に遺灰を流す
③韓国:3日にわたり弔問客を迎える
第3章 死ぬものだけが進化できる
細菌に寿命はない
「変異」による進化
多様性が生まれる有性生殖のしくみ
死は進化の原動力?
ヒトは生殖後も長生き
もっと知りたい!
「臨死体験」とは?
生命活動は「エントロピー増大の法則」に対抗すること?
AEDはどんなときに使う?
臓器移植とは?
長寿の動物たち
若返るベニクラゲ
きびしい環境でも死なないクマムシ
植物にとって「死」とは?
生と死についての名言
細菌とは? 生物の分類ではどこに入る?
ガラパゴス諸島で進化論を着想したダーウィン
シャチのおばあちゃんも長生き
おわりに 幸せに生きるには
【目次】
目次
第1章 死とは何か?(体がどうなると「死」なのか?;死ぬと人体はどう変化する?;死ぬと細胞はどうなる?;細胞は毎日たくさん死んでいる;生と死の境界線;脳死とは?;死亡の原因は何が多いのか?;平均寿命は伸びている;生き物はどんな理由で死ぬのか?;寿命による死―繁殖後に死ぬ;アクシデントによる死―捕食されない戦略)
第2章 人は死をどうとらえてきたか(国や宗教で死後の世界観がちがう;一神教では死をこう考える;ヒンドゥー教、仏教、儒教;日本では死をこう考える)
第3章 死ぬものだけが進化できる(細菌に寿命はない;「変異」による進化;多様性が生まれる有性生殖のしくみ;死は進化の原動力?;ヒトは生殖後も長生き)
著者等紹介
小林武彦[コバヤシタケヒコ]
東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野教授。理学博士。1963年神奈川県生まれ。九州大学大学院医学系研究科博士課程修了。基礎生物学研究所、米国ロッシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所などを経て、2015年より現職。日本遺伝学会会長、生物科学学会連合代表を歴任。2012年に文部科学大臣表彰(科学技術分野研究部門)、2013年に井上学術賞、2016年に日本遺伝学会木原賞。生命の連続性を支える遺伝情報(ゲノム)の安定性維持や再生のメカニズム、およびそれに伴う細胞の若返り機構、さらには遺伝情報の不安定化による細胞の老化やがん化のしくみを解明する研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



