出版社内容情報
坂の上からみおろせば、ぼくのすんでる町がみえる。どれもみんなおなじようないえばかり。もうちょっとへんないえがあってもいいんじゃない?
たとえば、水をかけるとくずれる「すなのいえ」や、引っこしするときにころがせる「まるいいえ」があったらたのしそう。
いえにかえると、おふろにいれてくれて、ごはんもたべさせてくれる「ぜんじどうのいえ」は、なんでもやってくれるから、らくちん!
夜になってさんぽにでかけた「ぜんじどうのいえ」。ところが、ぜんじどうのかぎが、いたずらコンドルにぬすまれた。みつけだして、とりかえさなきゃ!
大人気「ぼくの」シリーズ第6弾! 奇想天外な物語に緻密な絵、さらには絵さがしも楽しめる、遊び心満載のシリーズです。子どもたちに「こんな家があったら住みたいな!」と、想像をふくらませながら読んでほしい一冊です。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
161
鈴木 のりたけは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。「ぼくの」シリーズは、初読です。想像力の膨らんだバラエティに富んだ多種多様な家が楽しいですが、どれもメンテが大変で、ランニングコストもかかりそうです(笑)🏡🏘🏠 https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-88227-72025/07/16
しんごろ
139
ぼくのシリーズ第六弾。まあ、よくこんな面倒くさい家、ダジャレのきいた家を思いつくなあと感心。そのセンスを少しわけてほしいよ。“ばねいえ”は、つい笑ってしまった。“ぜんじどういえ”は、健康な人は太るだろ(笑)。病気持ちの人には、いい家かもしれないね。恒例の絵探し。いい大人なのに、またしても真剣に探してしまった。鈴木のりたけ氏にしてやられたわ。鈴木のりたけ氏の絵本は、大人も子供も楽しめて、親子だと、もっと楽しめる絵本ですね。2025/07/19
とよぽん
45
鈴木さん、どんな家が理想なのか。もう、いろいろなありえない家がこれでもか、というほど出てきて楽しませてもらった。見返しに描かれている家もなかなか面白い。さらに、各ページに絵探しも仕込まれていて、一石何鳥?と思った。予想以上に楽しく面白い絵本だった。2025/10/22
anne@灯れ松明の火
25
新着棚で。「こんな家があったら面白いな」と、ユニークな家がこれでもか!と登場。細かい描き込み満載なので、おはなし会には向かないけれど、近くで、じっくり見れば、楽しさいっぱい!2025/07/27
こゆ
13
小6に読み聞かせ。親子で大好きな『〇〇のいえ』シリーズ最新刊!今回もいっぱい出てくる変てこな家の数々。家に関しては普通が一番かな…と思いつつ、全自動の家はやっぱり憧れる。ここまでされたらきっと体は退化しちゃうだろうけど、自動で埃を吸引してくれるお掃除不要の家、早く実現してほしい。一度読んだ後も、絵探しとして楽しめる、1冊で2度3度美味しい絵本。2025/10/10
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