出版社内容情報
離婚はぜったいお父さんのせいだ。
ドジで頼りなくて、あやまってばかりで。こんなお父さんなんて、もううんざり。
わたしは家出する。親友のなくしもの探しを口実に。
【あらすじ】
父と二人暮らしだが、不器用で頼りない父親にうんざりしている香保(かほ)。
そんなある日、たまたま父と叔母が、離婚した母について話している場面に遭遇してしまう。
離婚は父の責任であると早とちりした香保は、親友が失くしてしまったぬいぐるみを探しに行く、という口実のもと、家出を企てて──。
【目次】
I右向きゃ左/Ⅱペケペケ親子/Ⅲ雨にゆれれば/Ⅳ正義の味方に気をつけろ/Vぼへみ庵につれてって/Ⅵ神さま、このまま終わらせて/Ⅶ雨上がりの夕空/Ⅷありがとうを、たそがれに
【目次】
内容説明
離婚はぜったいお父さんのせいだ。ドジで頼りなくて、あやまってばかりで。こんなお父さんなんて、もううんざり。わたしは家出する。親友のなくしもの探しを口実に。完璧じゃなくちゃダメ、なんてことない。みんなちょっとずつみっともなくて、それでもだれかの宝物。
著者等紹介
林けんじろう[ハヤシケンジロウ]
1974年、広島県出身。大阪芸術大学映像学科卒業。大阪芸術大学大学院修士課程修了。2020年に第17回ジュニア冒険小説大賞、大賞受賞。2021年に受賞作である『ろくぶんの、ナナ』(岩崎書店)刊行。『星屑すぴりっと』(講談社)で第62回講談社児童文学新人賞佳作、第52回児童文芸新人賞を受賞。他の著書に第25回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞作品である『ブルーラインから、はるか』(講談社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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雪丸 風人