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出版社内容情報
──あれ、きみ、ボクのことが見えるの?
【あらすじ】
死神・ウタの仕事内容は、魂をあの世へ送り出すこと。目まぐるしい出会いと別れのなかで、ウタは“三十一文字に自分の想いを込める”という短歌に魅せられていき……。
短歌にまつわるショートショートを10篇収録。
【本書の特徴】
●1話5分で読めるから、朝読にぴったり!
●短歌に関する用語説明・解説ページつき!
【目次】一首目:歌う/二首目:悔む/三首目:贈る/四首目:遊ぶ/五首目:失う/六首目:戦う/七首目:登る/八首目:呪(まじな)う/九首目:聴く/十首目:詠む
イラスト:やづな
内容説明
―ボクはどういうときに歌を詠むのかって?そんなの決まってる。人の魂と別れるときだ。消えゆく魂に、とっておきの歌を贈ろう。1話5分で読める!「短歌」にまつわるショートショート×10篇。
著者等紹介
神戸遙真[コウベハルマ]
千葉県出身。「恋ポテ」シリーズで第45回日本児童文芸家協会賞、『笹森くんのスカート』(以上、講談社)で令和5年度児童福祉文化賞を受賞。第21回千葉市芸術文化新人賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごま麦茶
4
ウタは死神。死者の未練を少しでも軽くし、未練の糸を切るのがお仕事。趣味は短歌を詠むこと。ウタと、死神が見えるようになった人達の、ちょっぴりダークな雰囲気なお話。ダークな雰囲気のせいか、いつもよりドキドキしました。そんな中でもほっとしたり、うるりとしたり。短歌に触れる機会があまりなく、単価は難しい物なイメージがあったので、何だか新鮮でした。短歌についての豆知識も書かれていてお勉強になりました!短歌、ちょっと詠んでみたくなりますね。2025/02/27
色素薄い系
2
登場人物全員がウタに送られる側ではなかったのが意外でした。死者だけでなく彼の姿を認識出来る生者とウタが紡ぐ少し不思議な死神の物語。ウタが短歌を詠む理由が最後に明かされるけどあれがウタなりの送った魂を忘れない為の方法なんだとすると最初に短歌を教えたおじいさんの存在は大きいものだったんだなと思う。ウタが死神業やるきっかけになった話も読んでみたいと思いました。2025/03/23
菱沼
1
神戸遥真さん三冊目。2025/03/25
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