わたしたちの本棚<br> 魔女だったかもしれないわたし―キーディの物語

個数:

わたしたちの本棚
魔女だったかもしれないわたし―キーディの物語

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月30日 23時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569881997
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

第69回青少年読書感想文コンクール課題図書『魔女だったかもしれないわたし』の前日譚。
スコットランドの小さな村・ジュニパーを舞台に、前作から遡ること5年――。前作の主人公・アディと同様に自閉の姉・キーディは、意図せず「いじめ」から生徒を守る側として活躍し、学校で「いじめ退治代行サービス」を始めることになった。自分が正しいと思ったことをどこまでも成し遂げようとするキーディは、いじめ退治の依頼者から報酬をもらうようになり、ある計画を立てていた。
一方、キーディと双子のニナは、キーディとは大きく異なる性格をしている。ニナは常にスクールカーストの頂点に立ち、いじめっ子たちの味方になっているように見える。周りからどう見られるかばかり気にしていて、昔と変わってしまったニナに、キーディの心はどんどん離れていく。
そんななか、キーディはアディがメルトダウンを起こしている場面に居合わせて……。
同調性や「ちがい」への不寛容さと葛藤しながらも、姉妹の絆を取り戻し、強くまっすぐ突き進む自閉の少女・キーディの物語。

内容説明

自閉ってね、すごくすてきなことなんだよ。特別な輝きを持った脳なんだ。『魔女だったかもしれないわたし』から遡ること5年―キーディは、いじめから生徒を守る側として活躍し、「いじめ退治代行サービス」を始めるが…。同調性や「ちがい」への不寛容さと葛藤しながらも強くまっすぐ立ち向かう自閉の少女の物語。

著者等紹介

マクニコル,エル[マクニコル,エル] [McNicoll,Elle]
スコットランド生まれの児童文学作家。最初の作品、『A Kind of Spark』(邦題『魔女だったかもしれないわたし』)で、ウォーターストーンズ児童文学賞、シュナイダー・ファミリーブック賞オナーをはじめとする数々の賞を受賞。同作はBBCの教育チャンネルでもドラマ放映される。その後も、自閉スペクトラムなどのニューロダイバーシティ(脳の多様性)をテーマに、SF、ファンタジー、ロマンスなど、多彩なジャンルの作品を次々に発表し、高い関心を集めている。本書は、2025年カーネギー賞にもノミネートされている。著者自身も自閉スペクトラム症と診断されたニューロダイバージェント。ロンドン在住

櫛田理絵[クシダリエ]
滋賀県生まれ。早稲田大学法学部卒業。訳書に『ぼくとベルさん』(第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)『魔女だったかもしれないわたし』(第69回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)(以上、PHP研究所)、『図書館がくれた宝物』(第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書、第71回産経児童出版文化賞翻訳作品賞/徳間書店)などがある。日本国際児童図書評議会(JBBY)会員。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Incisor

6
14歳のキーディの物語。キーディが語る、キーディ自身の思い、同じく自閉的な妹への思い、定型発達の双子の姉妹、ニナへの思い、閉鎖的な地元への思いなどが、率直で豊かな言語表現でまっすぐに伝わってきた。胸をしめつけられたり、目を見開かされたりしながら、ニナの目線や、父母それぞれの思いの物語も読みたくなる。ひいおばあちゃんアストリッドの物語にもぐっときて、キーディとともに、読者として大きな贈り物をもらった。2025/01/16

shoko.m

5
『魔女だったかもしれないわたし』のアディの姉、キーディが主人公のお話。前作よりも数年前、キーディが学校に通っていた頃が舞台。まわりにうまくなじむのが難しいキーディが、正しくないことにがまんができず、どうしても声をあげずにいられない様が描かれる。ひやひやしながらキーディを見ていたが、親友もいるし、味方の先生、ふたごのニナや守るべきアディがいて、キーディは大丈夫だと思えた。ひいおばあちゃんのアストリッドの存在にとてもとてもほっとする。2025/03/09

かたばみ

3
前作もよかったけどさらに!2025/01/31

必殺!パート仕事人

2
「なんで、自閉症でない人は、ものごとをややこしくするの?」仮面をつけるということが繰り返し言われています。空気を読む、予測をして臨機応援に対応する。普通の人が意識しないでできることが、全力を尽くして頭をフル回転させないとできない。1日の終わりには疲労困憊して何もできなくなるって、QOLが低いという事ですよね。はぁ。たぶん家の息子はそんな状況。私自身も若干。2025/02/02

gero

0
自閉症スペクトラム;ムラ;いじめ 「魔女だったかもしれないわたし」は読んでいて憤りから実際に体が震えてくる印象深い作品でした。そこで大活躍だった頼もしいお姉ちゃんが中学生だったころの話です。爽快でパワーがあります。前作と違い主人公は火の玉のような攻撃性を持つ無敵の女の子で、度胸も口も作中の誰より上です。村の現状を正確に把握するところなどはとんでもない賢さを見せて恐いくらいです。この賢さを生存競争に費やさねばならないのがもったいないですがこれが前作の流れにつながります。→2025/05/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22238687
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品