出版社内容情報
内容説明
ぼくがひろったのは、すてねこなのかな?学校からのかえり道に見つけたねこ。のらねこなのかな?それともすてねこ?ぼくんちのねこになってくれたらいいな。小学校低学年から。
著者等紹介
岩瀬成子[イワセジョウコ]
1950年、山口県に生まれる。『「そうじゃやいよ」と谷川くんはいった』(PHP研究所)で小学館文学賞と産経児童出版文化賞、『あたらしい子がきて』(岩崎書店)で野間児童文芸賞、『きみは知らないほうがいい』(文研出版)で産経児童出版文化賞大賞、『わたしのあのこ あのこのわたし』(PHP研究所)で児童福祉文化賞出版物部門を受賞
松成真理子[マツナリマリコ]
1959年生まれ。イラストレーター、絵本作家。『まいごのどんぐり』(童心社)で児童文芸新人賞、『さくらの谷』(文・富安陽子/偕成社)で講談社絵本賞、紙芝居『うぐいすのホー』(童心社)で五山賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルちゃん
28
良かった😊この子の全てが、とっても優しいと思う。素直で、優しい男の子。 2024/05/14
る*る*る
20
職場、夏のおすすめ本低学年リストに。主人公・ぼくの心情が丁寧に描かれている。『保護して飼う』で終わらない展開にドキドキハラハラ。2024/04/28
ひめぴょん
16
自分の欲望のために嘘をつく。その嘘をつきとおすためにいじわるになり、苦しくなる。どこでケリをつけるか。その苦しさから脱却するためには本当のことを言うしかない。ただ、すべてが本当でなくてもいい。お互いがイヤな気持ちを持たない解決になった。 生き物を所有物にするというのは、相手のことを考えたうえでないと、双方の幸せには繋がらない。ネコは所有物ではない。子も親の所有物ではない。 2024/09/20
りらこ
13
これは子どもたちに薦めよう!な本。ぼくの立場、森君の立場、ねこ自身の立場。自分だったらどう感じるか。もちろん正しい行動とはどれかは明白。でも正しいことをすぐにできないのも気持ちがそこに働くから。そんな葛藤は、誰にでもあるのではないか。ただ小1生にどう思った?と普通に聞いてもなかなかうまい答えは返ってこないかも。そのあたりの引き出し方はどうするかな、と考えたり。2025/04/11
どら母 学校図書館を考える
10
主人公に共感しやすいテーマかも。 保護した猫の飼い主が転校生だったことからの葛藤。2025/04/23
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