出版社内容情報
タブレットを使った授業のとちゅう、ふしぎなアプリをみつけたこたろう。タッチしてみると、画面の中に現れたヘビみたいな生き物が「まほうのアプリ『アブラカタブレット』のあんないやく、タブーでございます」と話しかけてきました。そして、このアプリを使ってとった写真を加工すると、現実世界のものも同じように変えられるというのです。
花の色を変えてクッキーにしたり、木の葉っぱを星形にしたり、池のコイに歌をうたわせたり……。こたろうがアプリで遊んでいると、画面の中にあるゲージの色が変わっていることに気がつきました。タブーに聞くと、これは『おねがいゲージ』というもので、ゲージがいっぱいになると、どんな願いも叶えることができると教えてくれて……。
テンポの良い展開にひきこまれる、ハラハラドキドキ楽しい幼年童話!
内容説明
タブレットをつかったじゅぎょうのとちゅう、ランプの絵のアプリをみつけたこたろう。おしてみると、タブレットのようせいのタブーがあらわれて…。小学校低学年から。
著者等紹介
如月かずさ[キサラギカズサ]
児童書作家。『サナギの見る夢』(講談社)で講談社児童文学新人賞佳作、『ミステリアス・セブンス―封印の七不思議』(岩崎書店)でジュニア冒険小説大賞『カエルの歌姫』(講談社)で日本児童文学者協会新人賞を受賞
イシヤマアズサ[イシヤマアズサ]
画家。コミックエッセイや書籍の装画・挿絵で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴいちゃん
4
小1次男ひとり読み。2024/07/02
鳩羽
4
いたずら好きなこたろうが、授業中、タブレットでクラスメイトの変なところを写真に撮って遊んでいると、タブレットの画面のページがめくれ、見たことのないアプリが現れる。そのアプリは魔法のアプリで、アプリのせい「タブー」の言うとおり、魔法が使えるのだった。ゲージが溜まると願い事が叶うと言うが…。現代版の、魔法で失敗しちゃうお話だが、そこまで危機迫らずに元に戻るので、やさしい感じがする。いつの時代も、知識や情報は、使う人によってはタブーでもあり、そしてとても魅力的という、なかなか味わい深いお話だった。2024/05/03
芦屋和音
2
いたずらっ子のこたろうのタブレットに、タブレットの精タブーが現れて……。アプリやスタンプを使って、あんなことこんなことをするのが面白い。学校で毎日使っているタブレットだから馴染みがあって、小3娘もゲラゲラ笑っていました。2025/04/30
のりり
2
児童書。GIGAスクール構想のおかげで学校ではひとり一台のタブレットを持つことになったことで生まれた話。タブレットで写真を撮る授業を受けているいたずら好きのこたろう。友達をからかってビックリしているところを写真に撮ってからかっていた。ふと自分のタブレットのめくれかけたところにみたこともないアプリのボタンがあった。押してみるとアラジンとまほうのランプ風にヘビがニョキっと出てきて…。いたずらっ子にはこういうこと起こるのかもね!2024年。2025/02/15
チタカアオイ
1
【図書館】2025/01/12