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出版社内容情報
正方形サイズが目を引き惹きつける、新感覚ホラー短編集!
「開けてはいけない」ものに出会った15人のこわ~いお話をたっぷり収録。
●「開かずの金庫」を無理やり開けた強盗が見たものは……『すべてを失う夜』
●恋人とケンカ別れをした青年の耳に届いた音の正体は……『コ、コ、コン』
●小学校でかくれんぼをしていた少女が見つけたその部屋は……『おいでおいで』
など、全15話。
1話5分程度で読めるので、朝読にも最適です。
【目次】
宅配便の荷物/まちがい/コ、コ、コン/マシカクパワー/すべてを失う夜/夢の中の白い箱/おいでおいで/心の扉/アンティークの箱/ホームボックス/倉庫小屋の洋ダンス/マシカク村/愛情弁当/箱職人/自分で決めるべきこと
■イラスト:谷川千佳
内容説明
シカクが、怖い。1話5分で読める、まったく新しいホラー短編集。「開かずの金庫」を無理やり開けた強盗が見たものは…『すべてを失う夜』。恋人とケンカ別れをした青年の耳に届いた音の正体は…『コ、コ、コン』。小学校でかくれんぼをしていた少女が見つけたその部屋は…『おいでおいで』など全15話を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
59
児童書。3人の著者による怪談アンソロジー。13×13cmの正方形コンパクトサイズの本▽宅配便の荷物/まちがい/コ、コ、コン/マシカクパワー/すべてを失う夜/夢の中の白い箱/おいでおいで/心の扉/アンティークの箱/ホームボックス/倉庫小屋の洋ダンス/マシカク村(目口村)/愛情弁当/箱職人/自分で決めるべきこと▽「開けてはいけない」「覗いてはいけない」と言われた箱。見慣れない扉。無邪気な好奇心や小さな欲望が破滅をもたらす話。最終話のみ自分の欲望ではなく他人のために、決意をもって行動した少年の話▽装丁が面白い。2023/09/28
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
30
真四角な形の児童書。ショートショートなホラーだけど、めちゃくちゃ怖くないので楽しめた。2024/11/02
花林糖
15
図書館本。マシカクショートショート①。13×13cmの本。程よいホラーで楽しく読了。一番好みは後味の良い「倉庫小屋の洋ダンス」。他「箱職人」「すべてを失う夜」「まちがい」等。「マシカク村」はイマイチで残念。「宅配便の荷物/まちがい/コ、コ、コン/マシカクパワー/すべてを失う夜/夢の中の白い箱/おいでおいで/心の扉/アンティークの箱/ホームボックス/倉庫小屋の洋ダンス/マシカク村(目口村)/愛情弁当/箱職人/自分で決めるべきこと」2023/12/07
あさみ
10
児童書のコーナーで発見。サクサク読めそうなホラーだなぁと。ショートショートなのでどれも短く、読みやすいです。レトロホラーと現代が融合してて面白かった。「箱職人」と「倉庫小屋の洋ダンス」「ホームボックス」が好き。倉庫小屋だけが温かいお話だった。ホームボックスは…上手く使ってるなってちょっと笑ってしまった。箱職人はなんだか可哀想になる終わり方。でもなんかいい雰囲気だった。2024/06/24
てまり
9
薄い小箱のようなちいさな本は、開けてはいけないナニカにまつわる3者競作の15編。 漢字にはすべてルビが振ってあるので、怖いもの見たさのジュニアから、さくっと雰囲気を味わいたい大人まで楽しめるつくり。 宅急便やマシカク村など、黒史郎作品が好みでした。2023/05/22