PHP新書<br> 「世界を動かす宗教」講義

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「世界を動かす宗教」講義

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569860787
  • NDC分類 161.3
  • Cコード C0214

出版社内容情報

宗教を知らなければ世界の動きはわからない!
なぜ米国人はトランプを支持するのか、なぜロシアはウクライナにこだわるのか、なぜイスラエルはイスラーム諸国と対立するのか――。
世界の「なぜ」は宗教で読み解ける。
トランプを支える福音派・MAGAカトリック、謎が多いロシア正教、伸張する大イスラエル主義、台頭するインドのヒンドゥー至上主義。
宗教が国際政治に与えるダイナミズムについて、各分野の第一人者が論じる。

目次(講義内容)
1限目:なぜいま「宗教」を知る必要があるのか
●宗教は復興しているか、衰退しているか 池内 恵&松本佐保
●祖先・偶像・自然、日本の「神」は何か 佐伯啓思&森本あんり
●宗教と経営は互いに学び合える 入山章栄

2限目:なぜ米国人はトランプを支持するのか
●米国を変えるカトリック知識人 会田弘継&藤本龍児
●米大統領選で注目すべき宗教票 松本佐保
●トランプを支える福音派とキリスト教シオニズム 加藤喜之

3限目:なぜイスラエルとイスラーム諸国は対立するのか
●ガザ戦争とイスラーム主義の今後 保坂修司
●宗教シオニズムと大イスラエル主義 立山良司
●「イスラームとジェンダー」はなぜ問題になるか 辻上奈美江

4限目:なぜ欧州のキリスト教が揺らいでいるのか
●ウクライナ侵攻と正教会の地政学 高橋沙奈美
●バチカンとローマ教皇の外交力 松本佐保
●フランスライシテから考える政教分離 伊達聖伸

5限目:なぜアジアの宗教はわかりにくいのか
●中国人の宗教は儒教か 川口幸大
●ダライ・ラマは「転生」する 石濱裕美子
●ヒンドゥー至上主義とは何か 中溝和弥
●日本社会を支配する「見えない宗教」 岡本亮輔


【目次】

内容説明

なぜ米国人はトランプを支持するのか、なぜロシアはウクライナにこだわるのか、なぜイスラエルはイスラーム諸国と対立するのか―。世界の「なぜ」は宗教で読み解ける。トランプを支える福音派・MAGAカトリック、謎が多いロシア正教、伸張する大イスラエル主義、台頭するインドのヒンドゥー至上主義。宗教が国際政治に与えるダイナミズムについて、各分野の第一人者が論じる。

目次

1限目 なぜいま「宗教」を知る必要があるのか(宗教は復興しているか、衰退しているか;祖先・偶像・自然、日本の「神」は何か;宗教と経営は互いに学び支え合える)
2限目 なぜ米国人はトランプを支持するのか(米国を変えるカトリック知識人;米大統領選で注目すべき宗教票;トランプを支える福音派とキリスト教シオニズム)
3限目 なぜイスラエルとイスラーム諸国は対立するのか(ガザ戦争とイスラーム主義の今後;宗教シオニズムと大イスラエル主義;「イスラームとジェンダー」はなぜ問題になるか)
4限目 なぜ欧州のキリスト教が揺らいでいるのか(ウクライナ侵攻と正教会の地政学;バチカンとローマ教皇の外交力;フランスライシテから考える政教分離)
5限目 なぜアジアの宗教はわかりにくいのか(中国人の宗教は儒教か;ダライ・ラマは「転生」する;ヒンドゥー至上主義とは何か;日本社会を支配する「見えない宗教」)

著者等紹介

池内恵[イケウチサトシ]
東京大学先端科学技術研究センター教授。1973年、東京都生まれ。東京大学文学部イスラム学科卒業。同大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。国際日本文化研究センター准教授などを経て、2018年10月より現職。著書に『現代アラブの社会思想』(講談社現代新書、大佛次郎論壇賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書、毎日出版文化賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
宗教学・政治学・思想史の第一人者16人が結集。宗教が国際政治に与えるダイナミズムを各分野の第一人者が論じる1冊。なぜいま「宗教」を知る必要があるのか、なぜ米国人はトランプを支持するのか、なぜイスラエルとイスラーム諸国は対立するのか、なぜ欧州のキリスト教が揺らいでいるのか、なぜアジアの宗教はわかりにくいのか。イスラム教、ユダヤ教、キリスト教福音派、ロシア正教会など、地域ごとに解説していて、日本人には馴染みの薄い宗教が外交・安全保障に与える影響、宗教を無視できない現実として捉え直す必要性を改めて実感しました。2026/04/13

Macallan

27
国や政治と密接に繋がることで、宗教は地域性を有する。◯◯教、でくくれない個別性の存在を本書を通して学んだ。また、米国で見られる、キリスト教が技術ともに発展した過程が、逆説的に宗教が提示する価値観の普遍性の証左だと感じた。 面白かったのはチベット仏教と日本。前者の転生システムは考えるほどに合理的だ。宗教の維持に重要なのは組織と資産であり、それを血統以外の方法で承継できるのが独裁政治と比べた優位性だ。後者は日本の宗教観を「感情に基づく宗教実践」「信仰(≒知的プロセス)のない宗教」と整理した点が気づきだった。2026/10/12

k sato

21
トランプ大統領を支える福音派、ダライ・ラマの転生をめぐる中国共産党の介入、ガザ問題。宗教が世界の政治に与える影響を、5つの講義から読み解く一冊。なかでも興味深かったのは、日本人の「感じる信仰」だ。自らを無宗教と考えながら、自然を畏れ、神社で手を合わせる。信仰とは教義を理解することだけではないのだろう。帯には「宗教を知れば世界の『なぜ』がわかる」とある。確かに国際政治と宗教の結びつきは理解できた。しかし、宗教を学術的に論じても、「人はなぜ信じるのか」「信仰とは何なのか」という問いは深まるばかりだ。2026/10/15

イシカミハサミ

14
日本人として生まれるとどうしても疎くなりがちな 宗教の話。 簡単に読める、とまでは言わないけれど、 それぞれの専門家が、 時に対談形式を挟んだりして、 簡潔に要点をまとめてくれている。 イラン戦争にまで発展してしまった アメリカとイスラエルの関係について。 日本ではあまり報道されない、 中国が対日、対米以外のところでどういう活動をしているか。 街を歩いていて存在感を放つ建物といえば、やっぱり官公庁か宗教関係。 人間の活動と政治・宗教というものを完全に分けて考えようとするほうが不健全なのかもしれない。2026/04/24

すうさん

5
興味のあるテーマに早速購入したが読了まで時間がかかった。宗教というテーマは理屈ではなくその国や地域、民族の人々の中に深く根付いた思想や文化であるため、私にとっては個人的には読書しながら理解に苦しむことも多かった。世界の情勢に大きな影響を及ぼすキリスト教、イスラム教、ユダヤ教はいずれも一神教で、結局自分勝手に是か非を二分して物事を判断する。これでは世界は変わらない。多様性こそが進化や成長の原点になるはずだ。一神教でない仏教や神道が良いとは思わないが、自分が正しいと思うその傲慢さが人間の性であり戦争の原因だ。2026/06/08

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