出版社内容情報
岐阜の廃棄物業者、名晃はゴミに一礼をしてから作業に取りかかる。46年間黒字経営の「ほんとうの人的資本経営」がここにある!
内容説明
社会貢献×経営×挨拶=46年間黒字経営。月刊誌『PHP』で大反響を得た経営者のハートフル・ストーリー。
目次
序章 峠テル子の生い立ち―楽天家の母と二人で戦中戦後を生き抜く
第一章 夫との出会い―廃棄物収集の世界へ
第二章 社員と向き合う覚悟―ヤンチャ坊主たちとの闘い
第三章 仕事への誇りとやりがいを育てる―名晃流・ゴミへの感謝が生まれるまで
第四章 人間力の向上―自走し始めた社員たち
第五章 向上心のある社風に―自ら学び、考え、行動できる組織へ
第六章 廃棄物業界の発展と社会貢献―ゴミのプロとしての使命と役割
終章 日本の未来のために―子どもたちに残したい思い
著者等紹介
峠テル子[トウゲテルコ]
1942年鹿児島県知覧町(現・南九州市)出身。岐阜を拠点とする一般廃棄物および産業廃棄物の収集運搬業を展開する株式会社名晃の代表取締役として約40名もの社員を率いる。夫婦二人三脚でゴミ収集の事業を始め、会社を拡大。夫亡き後もそのパワーは衰えることを知らず、50年の長きにわたり一貫して人材育成に情熱を注ぐ。役割を終えた品々が収集・処分されていく際に、これまでの働きへの感謝を込めて社員が一礼するという活動にメディアが注目。その人材育成手腕を一目見ようと、この業界にとどまらず、あらゆる業界からの見学者が後を絶たない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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